大学紹介 事業概要
背景
本学は、建学の精神を「花咲け、薬学・生命科学」として、また、大学の理念を「ヒューマニズムの精神に基づいて、視野の広い、心豊かな人材を育成し、薬学並びに生命科学の領域における教育と研究を通じて、人類の福祉と世界の平和に貢献することを目的とする。」と掲げています。
建学の精神・大学の理念に基づき、薬学部は、130年以上の歴史の中で、約35,000人の薬剤師を社会に送り出した実績があり、わが国最大規模を誇る薬学部として、毎年多くの薬剤師を輩出しています。生命科学部は、平成(H)6年に設置された日本初の生命科学部として生命科学分野の高等教育における教育モデルを常に示し、教育研究をリードしてきました。なお、本学では、H19年に教育の「基本方針」と「学生の学ぶ権利に関する宣言」を策定し、学生第一主義のもと、大学の理念を具現化しています。
また、本学は、大学基準協会の相互評価(H12年)、認証評価(H18年、H26年)の結果、大学基準に適合しているとの認定を受けた際、特に社会との連携が高く評価されており、さらに、本学における、H27年度の就職希望者の就職率は、薬学部9.4%、生命科学部99.0%と高水準となっており、社会からも高い評価を受けています。
以上の実績に加え、さらなる教育の質向上を目指し、H21年には学長のリーダーシップのもと、「将来計画学務等小委員会」を設置しました。さらに、小委員会の専門検討組織として「生涯学習・社会人大学院」、「入試戦略と制度改革」、「FD推進」、「自己評価21」等の7つの専門部会を設置し、教学の問題点整理と、改革に向けた検討に着手し、中央教育審議会答申や社会的な要請を踏まえ、現在、全学組織的な教育改革を遂行しております。また、H26年からは、学長裁量経費を原資とした「東京薬科大学教育改革推進事業」を開始し、学生の主体的学びを促し、学生との協働による授業改善に取り組む学生参画型FD活動、大学間連携によるコミュニケーション能力育成等の教学改革に資する取り組みを展開しております。
しかし、その一方で、例えば、薬学教育評価機構によるH27年度第三者評価では、薬剤師試験合格率、就職率、グローバル化等で満足すべき評価を得ているものの、卒業論文研究の内容と評価法について、薬剤師国家試験関連講義や演習と卒論研究のための調査や学習とが混同して分かりにくいとの指摘を受けました。生命科学部においても卒業論文研究の評価方法が不十分であるとの意見がございます。
本取組は、以上の背景に基づき、計画された事業です。
事業概要図
全体計画
① 卒業コンピテンス・コンピテンシー導入によるアウトカム重視教育と評価
卒業生および就職先を対象とした調査(書面・ヒアリング)等を活用し、薬学・生命科学部に最適化した、卒業コンピテンス・コンピテンシーを導入し、ディプロマ・ポリシーと科目の学修・行動目標との連係によるアウトカムを重視した教育と評価を実施いたします。
卒業コンピテンスは「学則及びディプロマ・ポリシー等を踏まえ、本学卒業生が身に付けるべき知識、技能、態度を包含する実践力」、卒業コンピテンシーは「卒業コンピテンスを具体化し、知識の応用や実践力のレベルに応じて科目と結び付けて観察可能な能力」として、それぞれ定義する。薬学・生命科学分野は職業的レリバンスが高い分野であることからも、他分野と比較し、卒業コンピテンス・コンピテンシーはより実質的に機能するものと考えております。
薬学部では、薬剤師に求められる知識・技能・態度の基盤となる10の資質に基づき、ディプロマ・ポリシーとカリキュラム・ポリシーに沿った教育課程によって修得すべき卒業コンピテンス・コンピテンシーの素案をすでに作成している。さらに、そのパフォーマンスを評価するルーブリック案を作成し一部実施に移して、PDCAサイクルを回す準備をすでに進めている。しかし、専門薬剤師や研究薬剤師などの高度な能力を有した薬剤師養成に欠かせない卒業論文研究に関する項目については、未だ、コンピテンス・コンピテンシーの設定を起点としアウトカムに基づいたルーブリック評価は行われていおりません。生命科学部においては初年次にキャリア形成を意識した産学協同のFSP講座を必修科目としてすでに導入しアウトカム重視の教育と評価の実質化を行っております。しかし、全教育課程を包括した卒業コンピテンス・コンピテンシー設定に基づいたルーブリック評価は行われておりません。両学部においてH31までに全面的に本項目を実施いたします。
在学生、卒業生および就職先を対象とした調査(書面・ヒアリング)等については、新たに雇用予定の高等教育学と統計学の専門教職員と共に調査項目等を設計して実施します。調査結果を卒業コンピテンス・コンピテンシーの改定へ反映させ、アウトカム重視教育の実質化を堅固にし、卒業生の質保証に資するものといたします。
② 教育の質向上を目的とした研修(FD・SD)の実施
本学は、ルーブリックやアクティブ・ラーニングに関するFDを重ねて実施し、アウトカム重視の学習成果をルーブリック評価し、卒業生の質保証に資すことの重要性に関して認識を共有しています。しかし、卒業コンピテンス・コンピテンシーについての理解は不十分であり、全教職員が共通の認識を有することを目標にFD・SDを実施いたします。主な研修内容は、1.一貫性と具体性を有する三つの方針等の策定、2.卒業コンピテンス・コンピテンシーを踏まえたルーブリック評価に基づいた卒業生の質保証、3.生涯学び続け、主体的に考える力を持ち、未来を切り開いていく人財育成、4.学生のモチベーションをアップした能動的・主体的な学修促進の取り組みと学修成果の可視化(ディプロマ・サプリメント等)やPDCAサイクルによるカリキュラム・マネジメントの確立です。
全教職員がすべての項目について各自の役割分担を含めた認識を共有するためのロードマップを作成し、共有状況を確認しながら研修を繰り返し、教育改革をさらに加速する基盤を醸成します。
③ 成績評価に係る教員評価の導入
卒業生の質保証のためには、個々の授業科目が卒業コンピテンス・コンピテンシーのどの部分を担うのか担当教職員が認識し、大学全体が連携し関連し合いながら組織的に教育を展開することが重要です。
ルーブリックを用いた授業の設計と実施を教員が厳格に実施したか、相互評価するシステムを組織的に整え、全教員対象の教員評価項目にこの点を加えて卒業生の質保証を実質化します。また、この点を加えたティーチング・ポートフォリオを段階的に進めます。
④ 卒業論文研究を活用したディプロマ・サプリメント(仮称)の作成
卒業論文研究は講義・演習・実習等で培った学力の3要素「1)知識・技能、2)知識・技能を活用して、自ら課題を発見しその解決に向けて探究し、成果等を表現するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力、3)主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を集約して、医療や生命の探求に貢献する研究を実施しそれを公表する場の一つと捉える。卒業論文研究の評価方法は、教職員、在学生、卒業生および企業にヒアリングし、社会での活躍に繋がる学力要素を科学的に検討して開発します。また、卒業論文研究を含めた卒業コンピテンシーの達成度合い、特に、実験・研究技能を可視化したディプロマ・サプリメント書式を作成します。なお、本書式は、学生の希望により企業等に発行・開示することが可能になるようにシステムを整えます。
改革の加速と今後の大学
上記の改革を、卒業生や企業人に授業への参加協働と本事業への外部評価を求めてPDCAサイクルを実質化し、本学の教育再生を加速します。本事業の実施により、学生には勉強しがいのある大学、教職員には働きがいのある大学、そして、社会から必要とされる大学へと本学は改革を加速します。
実施計画詳細
平成28年度 実施計画
1.卒業生調査方法・項目等の検討
9月より、卒業生20名(各学部10名)にヒアリングを行い、卒業生調査のアンケート方法、有力な卒業コンピテンス・コンピテンシーの項目の検討、統計学・教育工学の特任教職員との協働により調査項目を設定します。なお、卒業コンピテンス・コンピテンシー以外の調査項目としては、回答者の基本情報、学生時代の成績、好きな授業科目、留年の有無、職種、勤務先の規模、年収等詳細な情報を取得する。同時に本調査は外部委託を予定しているが、委託先の検討を行います。また、同時に、外部評価委員会委員へのヒアリングも実施する。卒業時における就職先等の調査や在学生調査は、継続的に実施いたします。
2.卒業コンピテンス・コンピテンシー導入によるアウトカム重視教育と評価
三つの方針の見直しを連動し、作業を進める。薬学部の卒業コンピテンス・コンピテンシーについては、申請時において、第1案は作成済みであるが、9月より他大学へのヒアリング調査等を行い、H29年度の試験導入を目指し、実施体制の整備と項目の整理を行います。
3.成績評価に係る教員評価の導入への準備
本学では、教員評価委員会・教員評価実行委員会が中心となり、H28年4月より教員情報データベースを試験稼動させており、速やかに教員評価を導入する予定である。本事業においては、教員評価項目における、教員の教育や成績評価といった項目の評価方法について検討を開始します。また、先行事例の調査を実施いたします。
4.質向上を目的とした研修(FD・SD)の実施
本学が取組んできた教育の質保証に係るFDを継続的に実施したうえで、卒業コンピテンス・コンピテンシー導入を踏まえたFDの実施やキャリア教育に係るSD等を検討します。具体的には、卒業コンピテンス・コンピテンシーの導入に伴う成績評価手法について、H29年度からの試験導入に係り薬学部教員に向けて説明会・ワークショップを開催する。外部講師として、医学部等で先駆的な取組みを実施している大学の教員等を予定しております。また、本取組みに係るFD・SD活動導入にあたり、先行事例の調査を実施いたします。
5.卒業論文研究を活用したディプロマ・サプリメント(仮称)の検討開始
卒業論文研究を活用して、学習成果やパフォーマンスを可視化し、評価したうえで、それを社会に提示する仕組みの策定について開発を開始し、一部で試験的に運用を行います。教職員、在学生、卒業生および企業にヒアリングし、社会での活躍に繋がる学力要素を科学的に検討します。具定期には、卒業論文研究にルーブリックを利用した評価を導入します。ディプロマ・サプリメント(仮称)については、成績証明書等と共に利用することを前提とするもので、実施体制の構築や一部での試験的な導入を行う。また、先行事例の調査を実施いたします。
平成28年度 実績
1.卒業生調査(ヒアリング)の開始と卒業生調査(アンケート)の方法・項目等の検討
卒業生調査(ヒアリング)を開始し、社会で活躍している卒業生合計16名に、社会において必要だと思う能力や大学教育への満足度等をヒアリングした。また、平成29年度の卒業生調査(アンケート)に向けた質問項目を検討し、それを踏まえたプリテストとして、学位記授与式において、従前の卒業生調査とは異なる調査を591名(薬学部365名、生命科学部226名)に実施した。また、これとは別に、既卒者約119名への調査も実施した。
なお、自主財源で行っている授業評価アンケートや学生調査については、それぞれの学部ごとに、学びへの姿勢、教育への満足度、成長の実感度を相関分析し、平成29年度卒業生調査(アンケート)へ向けて検討を行った。
2.卒業コンピテンス・コンピテンシーの調査と薬学部試験導入
卒業コンピテンス・コンピテンシーの調査を行った。また、平成29年度の薬学部への試験導入を目指し、卒業コンピテンス・コンピテンシー案の作成を行い、薬学部FDにおいてコンピテンス・コンピテンシーについての解説を実施。加え、海外における薬学・生命科学分野の卒業コンピテンス・コンピテンシー(ラーニングアウトカムズ)及びアセスメントの動向調査を、カリフォルニア大学バークレー校、カリフォルニア大学サンフランシスコ校、南カリフォルニア大学で実施し、各大学で実施されている質保証に向けた取組についての知見を得た。本調査の結果をまとめ、ホームページ等で公開をする準備を行った。
3.電子ポートフォリオシステムの開発とディプロマ・サプリメントプロトタイプの作成
電子ポートフォリオの開発を行い、卒業論文のルーブリック案を入力、試験運転を行った。また、その出力によるディプロマ・サプリメントプロトタイプの検討を行った。加え、先進事例調査を行い、委員会で報告し、構築と運用の参考とした。
4.FD・SDに関する調査及びSD講演会の開催
Webに加え、東京都市大学への実地によるFDの先進事例調査を行った。また、桜美林大学山本眞一氏による、三つのポリシー、ラーニングアウトカムズや質保証に係るFD・SD講演会を開催。加え、矢野特命教授による、大学の学びと卒業生に与える調査研究についてのFD・SD講演会及びワークショップを開催した。
5.反転授業用カメラの導入
反転授業用カメラ・編集システムを導入し、反転授業の教材を試験的に作成した。また、本システム導入を踏まえ、FDワークショップを開催し、反転授業の展開を促進した。
6.卒業論文ルーブリック評価の調査と開発及び評価指標の策定
Webに加え、東京都市大学での実地による卒業論文研究のルーブリック評価に係る調査を行った。そこで得たルーブリックの項目等を参考にした上で、卒業論文研究のルーブリックの開発及び評価指標の策定を行い、試験的に卒業論文研究及びその発表において、ルーブリックを用いた評価を実施した。
7.外部評価委員会を実施
外部評価委員会を開催し、AP運営委員会から年次報告を行った。
8.情報公開
情報発信を行うために、リーフレットを作成し、学内に事業の周知を行うと同時に、学外に向けた広報の準備を行った。
平成29年度 実施計画
1.28年度の卒業生調査(ヒアリング)及び分析を踏まえて、卒業生調査を実施
卒業生への面談方式による調査を昨年度に引続き実施することにより、本学の卒業生が身につけた能力や求められている能力を把握する。また、それを参考にするのと同時に、卒業時調査及び在学生調査の分析等を踏まえ、アンケート方式による卒業生調査を実施する。
2.卒業コンピテンス・コンピテンシーについての再検討と策定
薬学部において、卒業コンピテンス・コンピテンシーを試験導入し、問題点を検証する。また、卒業生調査結果を踏まえ、大学として、社会に求められている卒業生像を明らかにすることにより、卒業コンピテンス・コンピテンシーを再検討する。加え、海外の大学におけるコンピテンス・コンピテンシー、ラーニングアウトカム及びそのアセスメント方法を調査し、本導入に活用すると同時に、ホームページ等で報告する。
3.電子ポートフォリオシステムの開発とディプロマ・サプリメントプロトタイプの作成
電子ポートフォリオシステムの開発を継続する。また、本システムを利用したディプロマ・サプリメントプロトタイプの作成を試みる。
4.FD・SDに関する調査及びSD講演会の開催
ラーニングアウトカム、アセスメント及び成績評価に係るFDやSDを展開する大学の先行事例の実地調査を行い、本学のFD・SD事業に反映させる。また、卒業コンピテンス・コンピテンシー及び成績評価に係るFD講演会・ワークショップを薬学部・生命科学部ごとに開催する。加え、SD事業として、学生対応を軸に、学生への影響やキャリア形成の促進を目的としてワークショップを開催する。また、卒業生調査分析に向けて、担当する職員を育成するプログラムを立ち上げ、連続ワークショップを行っている。
5.反転授業用カメラを使用し、反転授業を展開する
反転授業用カメラ・編集システムを導入し、学内の反転授業導入を促進する。また、導入に係るFDも引続き実施する。
6.ルーブリック評価を用いた評価の実施
卒業論文研究にルーブリックを用いた評価を2学部2学科で試験的に導入を行う。また、卒業論文研究にルーブリック評価を導入している大学の実地調査を行い、本学の卒業論文評価のルーブリック設計に反映させる。加え、ディプロマ・サプリメント(仮称)への応用を検討する。
7.外部評価委員会を実施
有識者、企業、自治体、高等学校教諭、OB・OG等により構成された外部評価委員会を引続き運営し、AP運営委員会が作成した年次報告について評価を得る。また、次年度の事業実施に向けて、内容と実施体制を再検討する。
8.情報公開
本補助事業のホームページを引続き運用して、情報発信を継続する。
平成29年度 実績
1.28年度の卒業生調査(ヒアリング)及び分析を踏まえて、卒業生調査を実施
卒業生約18,000人への調査を実施した。本調査は、ヒアリング等に基づき、特命教職員が中心となり、卒業生調査ワーキンググループを立ち上げ、これまでに8回の委員会を開催し、調査項目を設定した。その後、プリテスト(2回、42人)を経て、調査項目の精査を行った上で、本調査を実施し、5,083人(回収率28.6%)からの回答があった。調査結果については、特命教職員が中心となり分析を行っているが、例えば、東京薬科大学卒業コンピテンスに該当する調査項目について、卒業生のニーズや教育効果を測定することができた。これを、卒業コンピテンス・コンピテンシーのアセスメントとして活用することで、卒業生が身につけた能力を測定することが可能となり、また、在学時の学修行動を分析し、体系的な教育にフィードバックすることにより、最終的に学生の就業力の向上につなげる取組を推進することができた。なお、調査票を複数大学より参考として求められ、また、他大学による先行事例調査も受け入れた。なお、自主財源で行っている授業評価アンケートや学生調査については、それぞれの学部ごとに、学びへの姿勢、教育への満足度、成長の実感度を相関分析し、平成29年度卒業生調査(アンケート)へ向けて検討を行った。
2.卒業コンピテンス・コンピテンシーについての再検討と策定
薬学部卒業コンピテンス・コンピテンシーの試験運用や各教科との接続の確認作業を全ての必修科目を対象として、薬学部教務担当と共同で実施した。
また、卒業生調査において、本コンピテンスの候補となっている項目について、卒業生からの強いニーズが確認できた。それに加え、本調査において、本学の卒業コンピテンスとなる、「生命倫理」、「チーム医療」、「地域医療への貢献」について、アンケート回答者による自己評価の測定も実施し、これらの卒業コンピテンスの項目が、30代(4年制)と20代(6年制)を比較し、20代(6年制)の能力値について、強い上昇があったことを確認することができた。現在、これらの測定結果の検証を、特命教員を中心に実施している。また、同時に、コンピテンスの自己評価について、在学生に対しての定点的な評価(アンケート調査)を実施する方法の検討を行った。
また、海外の動向を調査するために、本学に来校した、UCSF薬学部のアセスメント担当者に対して、ラーニングアウトカムズの点検評価に係るヒアリング調査を実施し、ラーニングアウトカムズの設定方法について、定期的に就職者の受け入れ先への調査を実施していること等、知見を得た。
3.電子ポートフォリオシステムの開発とディプロマ・サプリメントプロトタイプの作成
平成28年度に、Maharaを利用し作製した電子ポートフォリオの試験運用を行った。また、電子ポートフォリオには、卒業論文研究のルーブリックを組込み、一部の研究室において、試験的に卒業論文研究のルーブリック導入を行った。その結果を踏まえて、改善点(システムの管理権限の開発や電子データでの出力を可能にする)を抽出し、電子ポートフォリオシステムの改修を行い、同時にセキュリティーのアップデートも行った。
また、電子ポートフォリオの導入を促進するために、両学部初年次における情報教育科目において、「情報社会を生き抜くための学び」をテーマとして、本電子ポートフォリオを利用した授業を行い、各自の経験を振り返り、言語化し、共有する能力の育成を図った。
それに加え、学生・教職員に対する利用促進のための情報発信を、情報教育研究センターと共同で、マニュアル等を作成し、本学LMSを利用した周知を行った。
4.FD・SDに関する調査及びSD講演会の開催
6月1日に、本学特命教授を講師として、これまで他大学で行ってきた卒業生調査により判明した、「学びとキャリアの接続」を解説いただくことにより、大学教育の効用や学生対応が多様な形で卒業生の能力やキャリア形成に影響を及ぼすことを理解する場とした。出席者は教職員73人であった。
また、7月から3月に、本学特命教授による統計解析の連続SD(16回×2時間)を開催し、本事業で導入したSPSSを利用した、卒業生調査等の分析を行う人材の育成を行った。本連続SDの参加者は8人であった。
それに加え、3月16日に、内部質保証をテーマとして、外部講師によるFD・SD講演会を実施した。同時に、本事業の卒業生調査の進捗報告を行った。本FD・SD講演会の出席者(ビデオ視聴者を含む)は教職員242人であった。
それに加え、芝浦工業大学 教育イノベーション推進センターが主催するファカルティ・ディベロッパー養成講座(1人)及びPBLに活かすプロジェクトマネジメント講座(3人)に参加し、FDの企画やPBL事業の展開を、より有用なものにするための中核人材の育成を行った。
なお、これらと連携して、FD委員会が主催した、ラーニングポートフォリオ作成のワークショップを実施し、57人の参加があった。
5.反転授業用カメラを使用し、反転授業を展開する
反転授業システムを利用した授業の導入を推進した。また、機器の運用に伴う技術的な課題の解決に向けて、機器の改良や機材の追加購入を行った。また、反転授業およびPBL導入促進の為、両学部横断的に、反転授業およびPBLの展開に向けた企画・運営を行うワーキンググループを設置した。
6.ルーブリック評価を用いた評価の実施
薬学部においては11教室87人、生命科学部においては11教室101人の卒業論文研究を対象として、3種類の卒業論文研究のルーブリック表案を策定し、ルーブリック評価を行った。現在、ルーブリック表の問題点等を検討しており、より多くの学生が本ルーブリック表に基づく、評価を受けることとして計画している。
7.外部評価委員会を実施
高等教育の有識者、企業経験者・企業在籍者、自治体、高等学校教諭、学生FD・OGにより構成された外部評価委員会を運営し、AP運営委員会・実行委員会が作成した年次報告について評価を得た。評価結果は、概ねAまたはBの評価を得たが、卒業生調査において、採用側である企業からのヒアリングや調査に基づく、大学の評価がなされていないことについて、C評価が一部にあり、改善計画を策定する予定である。
8.情報公開
平成28年度に立ち上げたホームページを運用し、現在は卒業生調査の手法を中心に、事業の進捗を報告している。また、シンポジウム等のポスターセッション(3回)、教授総会、学内報、FD・SD事業において、事業全体の進捗の報告を定期的に実施した。
平成30年度 実施計画
1.29年度に実施した卒業生調査の分析継続。及び、卒業生調査とアセスメントテスト(PROG)との結果の相関を検討し、その分析結果を、学会等で発表する。
29年度に実施した卒業生調査の分析継続。及び、卒業生調査とアセスメントテスト(PROG)との結果の相関を検討し、その分析結果を、学会等で発表する。
平成29年度に実施した卒業生調査及び在学生調査の分析を進める。また、卒業生調査とアセスメントテスト(PROG)の結果の相関を取ることにより、卒業コンピテンス・コンピテンシーに係る調査項目の精査を行う。そのために、本学卒業生200名に、卒業生調査とPROGを同時に行うこととする。以上の分析結果等は学会等で発表を行う。なお、本事業の開発は、統計学や教育学を専門とする特命教員が、中心となり進める。
2.卒業コンピテンス・コンピテンシーについての導入
薬学部において、卒業コンピテンス・コンピテンシーを導入する。また、卒業生調査結果を踏まえ、生命科学部において、社会に求められている卒業生像を明らかにすることにより、それを踏まえ卒業コンピテンス・コンピテンシーを再検討する。加え、海外の大学におけるコンピテンス・コンピテンシー、ラーニングアウトカム及びそのアセスメント方法を調査し、本導入に活用すると同時に、ホームページ等で報告する。
3.電子ポートフォリオシステムの開発継続とディプロマ・サプリメントプロトタイプの作成
本学に合わせた電子ポートフォリオシステムの開発を継続する。また、本システムを利用したディプロマ・サプリメントプロトタイプの作成を試みる。
4.FD・SDに関する実地調査及びFD事業の展開とSD講演会の開催
ラーニングアウトカム、アセスメント及び成績評価に係るFDやSDを展開する大学の先行事例の実地調査を行い、本学のFD・SD事業に反映させる。また、卒業コンピテンス・コンピテンシー及び成績評価に係るFD講演会・ワークショップを薬学部・生命科学部ごとに年2回合計4回開催する。また、SD事業として、学生対応を軸に、学生への影響やキャリア形成の促進を目的としてワークショップを開催する。
5.反転授業用カメラ・編集システムを使用した反転授業の展開
反転授業用カメラ・編集システムを導入し、学内の反転授業導入を促進する。また、導入に係るFDも引続き実施する。
6.ルーブリック評価を利用した評価の実施
卒業論文研究にルーブリックを利用した評価を2学部4学科で試験的に導入を行う。また、卒業論文研究にルーブリック評価を導入している大学の実地調査を行い、本学の卒業論文評価のルーブリック設計に反映させる。加え、ディプロマ・サプリメント(仮称)への応用を検討する。
7.外部評価委員会を実施
有識者、企業、自治体、高等学校教諭、OB・OG等により構成された外部評価委員会を引続き運営し、AP運営委員会が作成した年次報告について評価を得る。また、次年度の事業実施に向けて、内容と実施体制を再検討する。
8.文部科学省 中間評価への対応
文部科学省の本事業中間評価への対応を行う。
平成30年度 実績
1.29年度に実施した卒業生調査の分析継続。及び、卒業生調査とアセスメントテスト(PROG)との結果の相関を検討し、その分析結果を、学会等で発表する。
矢野特命教授が卒業生調査を分析した結果についてレポートを3部(①卒業論文研究の効用、②どのような学習が職業キャリアを豊かにするか?(薬学部男子編)、③どのような学習が職業キャリアを豊かにするか?(生命科学部編))作成し、AP運営委員会・実行委員会および関係各所への共有を行った。また、2月15日に製薬企業に勤める本学卒業生に対し、卒業生調査とアセスメントテスト(PROGコンピテンシーテスト)を実施した。
2.卒業コンピテンス・コンピテンシーについての導入
薬学部において、卒業コンピテンス・コンピテンシーを導入した。導入にあたり、教学IR研究推進課・AP室が主体となり、卒業生調査に基づき、薬学部卒業コンピテンスの分析・評価を行い、AP運営委員会・AP実行委員会において、薬学部卒業コンピテンスが社会的ニーズとマッチしていることを確認した。生命科学部においては、ディプロマ・ポリシーに基づき、コンピテンスの設定を行った。また、それを卒業論文研究のルーブリック評価に用いた。加え、平成31年2月17日~21日にかけて、KGI(ケック大学院大学)、BIOCOM社及びUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)への先行事例調査を行った。
3.電子ポートフォリオシステムの開発継続とディプロマ・サプリメントプロトタイプの作成
電子ポートフォリオに、卒業論文研究のルーブリック表を実装し、それを、ディプロマ・サプリメントとして、学生にフィードバックするシステムの構築を完了した。なお、開発は、薬学部はWebClass・生命科学部はMahara を用いて行っている。Maharaを活用させるため、薬学部(選択)・生命科学部(必修)1年次「情報教育」において、ポートフォリオおよびルーブリック作成演習を実施した。「情報社会を生き抜くための学び」をテーマとし、各自の経験を振り返り、言語化し、共有することで、ラーニングアウトカムを学生自らのものとするための能力の育成を図った。
4.FD・SDに関する実地調査及びFD事業の展開とSD講演会の開催
3月7日に矢野特命教授を講師として、平成29年度に実施した卒業生調査により明らかになった卒業生の本学での学生生活や現在のキャリアや知識能力の水準について、職員各自が理解することを目的として、FD特別講演会を開催した。また、IR活動の一環として、同教授による統計解析ソフトウェアを使用したデータ解析の能力を身につけるためのワークショップを、卒業生調査や大学IRコンソーシアム調査を継続的に統計分析できる人材を育成するため実施した。
3月20日には、大阪電気通信大学 理事・事務局長である塩田邦成氏を講師に迎え、「教育の質保証を担う大学職員の役割」をテーマにSD講演会を開催した。
5.反転授業用カメラ・編集システムを使用した反転授業の展開
昨年度に引続き、学内の反転授業導入を促進した。また、学生実習において、可能な限り教材を作製し、学生の授業外学習時間を上げる取組を行った。
6.ルーブリック評価を利用した評価の実施
薬学部37教室459名(実施率94.4%)及び生命科学部17教室178名(実施率80.1%)において、卒業論文研究にルーブリックを利用した評価を実施した。
7.外部評価委員会を実施
3月27日に有識者、企業経験者、自治体、OB・OG等により構成された外部評価委員会を引続き運営し、AP運営委員会が作成した年次報告について評価を得た。
8.文部科学省 中間評価への対応
中間評価結果で指摘された事項に対し、対応を実施した。
令和元年度 実施計画
1.平成29年度に実施した卒業生調査及び在学生調査、卒業生調査とアセスメントテスト(PROGコンピテンシーテスト)との相関結果分析等を、特命教員が中心となり進める。以上の分析結果は学会等で積極的に発表を行う。
H29年度に実施した卒業生調査や在学生調査の分析を継続し、その分析結果を、学会等で発表する。
2.本補助事業のホームページを、引続き運用して、情報発信を継続する。また、学内報において、本補助事業の連載を持ち、学内外へ広く情報を発信する。
情報発信を行うためにホームページを引続き運用し、本補助事業の成果を積極的に発信する。また、学内報において連載を持ち、学内外への普及に努める。
3.卒業論文研究に対し、ルーブリックを利用した評価を、電子ポートフォリオシステムを利用し実施し、それを、ディプロマ・サプリメントとして学生へ配布する。
卒業論文研究にルーブリック評価を利用した評価を実施し、電子ポートフォリオシステム(薬学部:WebClass/生命科学部:Mahara)を用い、ディプロマ・サプリメントを発行する。
4.反転授業用カメラ・編集システムを運用し、学内の反転授業導入を促進する。
反転授業用カメラ・編集システムを使用し、反転授業を展開する。
5.薬学部においては、平成30年度に卒業コンピテンス・コンピテンシーを導入しているが、在学生調査により、その達成度について評価を行う。また、生命科学部においては、新カリキュラムと同時に導入する卒業コンピテンス・コンピテンシーを検討する。
薬学部において、卒業コンピテンス・コンピテンシーを引き続き運用し、在学生調査を利用し、卒業コンピテンス・コンピテンシーの達成状況についてチェックを行う。生命科学部において、2020年の新カリキュラムと同時に導入する卒業コンピテンス・コンピテンシーの検討を引続き行う。
6.卒業コンピテンス・コンピテンシー及び成績評価に係るFD講演会やワークショップを開催する。また、学生対応や質保証を中心とした、SD講演会やワークショップを開催する。同時に、補助期間終了後を踏まえ、特命教授を講師とした、セミナーを定期的に実施し、人材育成を図る。
卒業コンピテンス・コンピテンシーに係るFD事業を展開すると同時に、内部質保証をテーマとしたSD講演会を開催する。
7.本補助事業の成果報告会として、AP事業全体の報告会および卒業生調査を軸とした報告会を各1回ずつ、計2回行う。
本補助事業全体の成果報告会および卒業生調査を軸とした報告会をそれぞれ開催する。
8.ラーニングアウトカム、アセスメント、ディプロマ・サプリメント及び成績評価に係るFDやSDを展開する大学の先行事例の実地調査を行い、本学の事業に反映させる。
本補助事業全体の成果報告会および卒業生調査を軸とした報告会をそれぞれ開催する。
9.有識者、企業、自治体、高等学校教諭、OB・OG等により構成された外部評価委員会を引続き運営し、AP運営委員会が作成した年次報告について評価を得る。
AP運営委員会から年次報告を行い、外部評価委員会による評価を受ける。
令和元年度 実績
1.平成29年度に実施した卒業生調査及び在学生調査、卒業生調査とアセスメントテスト(PROGコンピテンシーテスト)との相関結果分析等を、特命教員が中心となり進める。以上の分析結果は学会等で積極的に発表を行う。
卒業生調査結果の分析結果レポートを作成し、AP運営委員会、AP実行委員会および関係各所への共有を行った。分析結果については、AP全体報告会(3/5)、本学主催の事業成果報告会(3/17)、大学教育研究フォーラム(3/18-19)等での発表を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止又は延期となった。
また、卒業時調査についても、分析を進め、その結果を大学教育改革フォーラム(3/7)にて発表予定だったが、同様に中止となった。卒業生受入先調査の分析結果については、IR推進会議を通じて、内部質保証点検委員会に答申した。
また、卒業生調査の自由記述欄に記入をいただいた卒業生に対し、ヒアリング調査を行った。
2.本補助事業のホームページを、引続き運用して、情報発信を継続する。また、学内報において、本補助事業の連載を持ち、学内外へ広く情報を発信する。
本学ホームページ、学内報での連載、APテーマVポータルサイトへの投稿及び東薬会会報誌にて特集記事の掲載を行った。また、学会やシンポジウム等で、発表を行った。
3.卒業論文研究に対し、ルーブリックを利用した評価を、電子ポートフォリオシステムを利用し実施し、それを、ディプロマ・サプリメントとして学生へ配布する。
薬学部はWebClassを、生命科学部はMaharaを用い、卒業論文研究にルーブリック評価を利用した評価を実施し、対象全学生に対し、ディプロマ・サプリメントを開示又は発行した。
また、Maharaについては、認証方法をMoodle連携からLDAPに変更し、可用性を高める為のシステム改善を行った。
4.反転授業用カメラ・編集システムを運用し、学内の反転授業導入を促進する。
昨年度に引続き、学内の反転授業導入を促進した。また、学生実習において、可能な限り教材を作製し、学生の授業外学修時間を増やす取組を行った。
5.薬学部においては、平成30年度に卒業コンピテンス・コンピテンシーを導入しているが、在学生調査により、その達成度について評価を行う。また、生命科学部においては、新カリキュラムと同時に導入する卒業コンピテンス・コンピテンシーを検討する。
薬学部において、卒業コンピテンス・コンピテンシーを運用した。また、在学生調査(1・3・6年次)を利用し、卒業コンピテンス・コンピテンシーの評価を行い、昨年度と同様の結果となっていることを把握した。生命科学部においては、卒業コンピテンス・コンピテンシーを設定し、2020年4月からの新カリキュラムへ導入する準備を整えた。導入にあたり、教学IR研究推進課・AP室が主体となり、卒業生調査に基づき、薬学部卒業コンピテンスの分析・評価を行った。
6.卒業コンピテンス・コンピテンシー及び成績評価に係るFD講演会やワークショップを開催する。また、学生対応や質保証を中心とした、SD講演会やワークショップを開催する。同時に、補助期間終了後を踏まえ、特命教授を講師とした、セミナーを定期的に実施し、人材育成を図る。
6月18日(火)に特別講演会(講演講師:小村桐子博士、テーマ:アメリカの専門職科学修士(PSM)のカリキュラム構築と展開)を開催した。
8月19日(月)~20日(火)に全学FD・SDワークショップを開催した。19日には矢野特命教授を講師として、「卒業生調査の意義~OB・OGの経験から教育のあり方を考える」をテーマに講演をいただいた後、卒業論文研究の指導計画についてグループディスカッションを行った。20日には「研究室指導に活用可能な学生の能力を引き出すコーチング技能」をテーマに、芝浦工業大学の浜野先生をお招きし、コーチング技能に関するワークショップを実施した。
3月18日(水)に予定していた全学FD・SD講演会(講演講師:山本眞一先生(筑波大・広島大・桜美林大学名誉教授、テーマ:内部質保証について)は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の為、延期とした。
7.本補助事業の成果報告会として、AP事業全体の報告会および卒業生調査を軸とした報告会を各1回ずつ、計2回行う。
8月29日(木)に、AP事業成果報告会(基調講演講師:石井英真准教授(京都大学大学院)、話題提供:小村桐子博士(元ケック大学院大学))をエステック情報ビルで「社会が求める資質・能力を育む学びとその課題~薬学・生命科学分野における学びの構造化を考える~」をテーマとし開催した。
3月17日(火)に八王子市学園都市センターにて開催を予定していた卒業生調査報告会(基調講演講師:溝上慎一先生(学校法人桐蔭学園理事長、コメント:山田礼子先生(同志社大学教授))は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、延期とした。
8.ラーニングアウトカム、アセスメント、ディプロマ・サプリメント及び成績評価に係るFDやSDを展開する大学の先行事例の実地調査を行い、本学の事業に反映させる。
高知・大阪工業大学AP事業シンポジウム(11/29)および全国シンポジウム(12/22)に参加、ポスター発表を行った。また、東京都市大APシンポジウム(1/24)に参加した。
9.有識者、企業、自治体、高等学校教諭、OB・OG等により構成された外部評価委員会を引続き運営し、AP運営委員会が作成した年次報告について評価を得る。
3月5日に有識者、企業経験者、自治体、中学校教諭、本学OGにより構成された外部評価委員会を開催し、AP運営委員会が作成した事業報告書について評価を得た。
実施体制
AP運営委員会
氏名 | 役職 |
---|---|
平塚 明(委員長) | 学長 |
山田 純司 | 学長補佐 |
三巻 祥浩 | 薬学部 学部長 |
井上 英史 | 生命科学部 学部長 |
高橋 勇二 | 事業推進責任者・FD実施委員会委員長 |
藤原 泰之 | 薬学部 教務委員会 委員長 |
小島 正樹 | 生命科学部 教務委員会 委員長 |
稲葉 二朗 | 薬学部 自己点検・評価、内部質保証実施委員会 委員長 |
田中 弘文 | 生命科学部 自己点検・評価、内部質保証実施委員会 委員長 |
遊佐 隆 | SD委員会 委員長 |
高山 知久 | 教育研究推進部長 |
矢野 眞和 | 特命教授 |
日下田 岳史 | 特命准教授 |
AP実行委員会
氏名 | 役職 |
---|---|
高橋 勇二(委員長) | 事業推進責任者・事業担当者(生命科学部) |
平野 俊彦 | 事業担当者(薬学部) |
高木 教夫 | 事業担当者(薬学部) |
高島 由季 | 事業担当者(薬学部) |
星野 裕子 | 事業担当者(生命科学部)、教務担当副主任 |
福田 敏史 | 事業担当者(生命科学部) |
山田 純司 | 薬学部 教務委員会 委員 |
稲葉 二朗 | 薬学部 自己点検・評価、内部質保証実施委員会 委員長 |
伊藤 久央 | 生命科学部 自己点検・評価、内部質保証実施委員会 委員 |
袴田 秀樹 | FD実施委員会 委員 |
黒沢 靜代 | SD委員会 委員 |
山田 富美子 | 薬学事務課 課長 |
千葉 まこと | 生命科学事務課 課長 |
矢野 眞和 | 特命教授 |
日下田 岳史 | 特命准教授 |
AP外部評価委員会
氏名 | 役職 |
---|---|
小原 芳明(委員長) | 玉川大学 学長 |
山本 眞一 | 桜美林大学大学院部長 教授 |
小髙 裕之 | 元武田薬品工業・医薬研究本部長・執行役員 (現神戸大学産学連携コーディネーター(非常勤)、日本医療研究開発機構ACTーM面接評価委員) |
山野井 寛之 | 八王子市 市民活動推進部 学園都市文化課 課長 |
高橋 一也 | 工学院大学附属中学校・高等学校 教諭(中学校教頭) |
西澤 彩也夏 | 学生FD OB・OG |
卒業生調査ワーキンググループ
氏名 | 役職 |
---|---|
矢野 眞和(委員長) | 特命教授 |
日下田 岳史(副委員長) | 特命准教授 |
横松 力(副委員長) | 特命教授 |
稲葉 二朗 | 薬学部 教授 |
三浦 典子 | 薬学部 教授 |
高橋 勇二 | 生命科学部 教授 |
安藤 堅 | 薬学部 教授 |
片野 修一郎 | 薬学部 准教授 |
玉腰 雅忠 | 生命科学部 准教授 |
別生 伸太郎 | 薬学部 講師 |
増田 多加子 | 薬学部 講師 |
内田 隆 | 生命科学部 講師 |
高山 知久 | 教育研究推進部長 |
岩井 芙斗士 | 教学IR研究推進課 主任 |
反転授業・PBL導入促進ワーキンググループ
氏名 | 役職 |
---|---|
高木 教夫 | 薬学部 教授 |
渡部 琢也 | 生命科学部 教授 |
高島 由季 | 薬学部 准教授 |
玉腰 雅忠 | 生命科学部 准教授 |
薬学部ディプロマ・サプリメント検討ワーキンググループ
氏名 | 役職 |
---|---|
平野 俊彦(委員長) | 薬学部 教授 |
恩田 健二 | 薬学部 講師 |
倉田 香織 | 薬学部 助手 |
野本 聡 | 薬学事務課 係長 |
岩井 芙斗士 | 教学IR研究推進課 主任 |