薬学部|大学院案内

私立薬学系で最も古い伝統を誇る本学部は、今後とも薬学の新たな世紀を開く先達でありたいと願っている。
人類を病から解放し、すべての人々の健康を守るために、優れた研究者や技術者の輩出を目指す本学部の、頂点に位置するのが大学院薬学研究科である。
本学の大学院薬学研究科には、薬科学専攻があり、また平成24年度には薬学専攻(4年制博士課程)が設置される。

薬科学専攻

  • 修士課程…入学定員5名
  • 研究分野…創薬有機化学、薬品分析化学、生薬学、創薬生化学、分子衛生化学、分子創剤制御学、生体機能制御学(7分野)

それぞれの研究分野で、自立した研究者として社会で活躍できる人材の養成を目指す。特論講義、専門演習および専門実習を受け、さらに課題研究を行う。この課題研究の成果を纏めた学位論文を作成し、論文審査を経て、「修士(薬科学)」の学位を取得する。本専攻は、薬学部の卒業生だけでなく、薬学部以外の学部の卒業生にも門戸を開くもので、本学の伝統ある創薬研究環境の中で薬学に関する高度な研究を志す人の入学を歓迎する。

研究分野を構成する教室・講座

研究分野 教室・講座名
創薬有機化学 分子機能解析学、有機合成化学、薬品化学、
機能性分子設計学、医薬品情報解析学、生物分子有機化学
生薬学 天然医薬品化学
漢方資源応用学
薬品分析化学 分析化学、薬物生体分析学
臨床薬学
創薬生化学 免疫学、病態生化学
生化学・分子生物学、臨床ゲノム生化学
分子衛生化学 環境生体応答学、衛生化学
薬物代謝安全性学
分子創剤制御学 臨床薬効解析学、薬物送達学、薬物動態制御学、
製剤設計学、医療実務薬学
生体機能制御学 機能形態学、分子細胞病態薬理学、内分泌・神経薬理学、
病態生理学、臨床薬理学、総合医療薬学

授業科目の概要

  • 英語特論 I・II
    自らの研究テーマを発表するための科学論文の作成を目標に、英語でのライティングの演習が行われる。講義での課題を通じて、簡単な語法及び表現の練習から始まり、自分の意見を効果的に文章で表現することを学ぶ。
  • 創薬有機化学特論
    創薬での有機化合物合成の戦略について講義を行う。有機合成化学を基盤として、新たな概念及びそれを用いた手法が構築されている。これら新たな技術を解説し、創薬基盤としての有機化学について理解することを目的とする。
  • 薬品分析化学特論
    医薬品の創製及びその品質管理に必須の分析技術、生体分子の分離分析、ゲノム解析での分析化学の重要性を理解する。機器分析の解説だけでなく、分析方法の基礎理論(物性学)についても理解することを目的とする。
  • 生薬学特論
    生薬の基礎的な知識の植物化学から、医薬品としての応用をテーマとする天然医薬品化学についての講義を行う。未知の植物成分の分析方法および有機合成法を用いた医薬品原料の安定供給についても解説を行う。
  • 創薬生化学特論
    ペプチド及びタンパク質の機能解析、感染症の病態生化学的な解析及び生体防御を担う免疫系の理解、さらにゲノム解析を利用した疾患の解析とその情報を利用した新たな疾病治療法の開発への理解を目的とする。
  • 分子衛生化学特論
    薬物代謝過程での化学物質の不活性化だけでなく、活性化による毒性発現の分子機序について解説する。さらに生体内で産生される活性酸素種が、生体機能の障害発生だけでなく、生体内情報伝達への関与についても理解する。
  • 分子創剤制御学特論
    薬物の効果を最も効率よく発揮させるための剤形、生体内での薬物分布に関わるトランスポーター等の薬物送達系について解説し、新たな医薬品開発における製剤技術の重要性の理解を目的とする。
  • 生体機能制御学特論
    生体機能の調節機序およびその異常により誘発される疾患について最新の知見を交えて解説し、新たな病態像を紹介する。これらの知見を基に、受容体、チャネル、酵素等の新たな薬物の作用点についての理解を目的とする。
  • 専門演習
    課題研究を実施するための論文検索および実験データ処理の仕方から、学会での発表および論文の作成方法に関する指導を所属する教室の教員から受ける。
  • 専門実習
    基礎実習と応用実習からなり、基礎実習では課題研究を実施するための基礎的な手技の習得だけでなく、化学物質の取扱いおよび動物実験倫理等の基礎的な知識の習得も実施される。応用実習では、基礎実習での実験をさらに発展させ、高度な手技を用いて精度の高いデータが出せるように指導を受ける。
  • 課題研究
    所属教室教員の指導の下に、学位論文作成のための実験を行う。この研究での成果をまとめ、学位論文を作成する。

薬学専攻(平成24年度設置)

  • 博士課程(4年制)…入学定員10名
  • 研究分野…医化学、生薬学、臨床分析化学、臨床生化学、衛生化学、薬剤学、薬理学、薬物治療学、医薬品情報学(9分野)

本専攻では基礎薬学から臨床薬学を包括する薬学研究に必要とされる臨床的背景、疾病と薬物療法および医薬品開発の基礎から臨床までの流れを理解し、基礎薬学研究の知識と手法を用いて臨床応用を強く意識した研究を遂行できる研究者の育成を目指す。特論講義、専門演習および専門実習を受け、さらに課題研究を行う。この課題研究の成果を纏めた学位論文を作成し、論文審査を経て、「博士(薬学)」の学位を取得する。本専攻は、6年制薬学部卒業生だけでなく、薬学以外の修士の学位取得者にも広く門戸を開く。本学独自の臨床と基礎の教育・研究基盤を背景とした指導体制の下で、将来の薬物療法及び医薬品開発での指導者的かつ先駆者的役割を担う薬学研究者を志す人の入学を歓迎する。

研究分野を構成する教室・講座

研究分野 教室・講座名
医化学 分子機能解析学、薬品化学、生物分子有機化学
有機合成化学、機能性分子設計学
生薬学 天然医薬品化学
漢方資源応用学
臨床分析化学 分析化学、臨床薬学
薬物生体分析学
臨床生化学 免疫学、病態生化学
生化学・分子生物学、臨床ゲノム生化学
衛生化学 薬物代謝安全性学、衛生化学
環境生体応答学
薬剤学 薬物送達学、薬物動態制御学、
製剤設計学
薬理学 分子細胞病態薬理学、機能形態学
内分泌・神経薬理学、病態生理学
薬物治療学 臨床薬理学、医療実務薬学、病原微生物学
臨床薬剤学、総合医療薬学
医薬品情報学 医薬品情報解析学、臨床薬効解析学
一般用医薬品学、医薬品安全管理学

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