ニュース&トピックス 東京都知事より本学薬学部の新型コロナ感染症対策への業務支援が表彰されました

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2023.08.04

2023年6月付で東京都 小池百合子都知事より、2022年1月から9月末まで東京都南多摩保健所の業務を支援した本学薬学部の取り組みが表彰されました。2022年1月からの新型コロナ感染症の第6波、第7波による急激な感染者数増加に伴い、東京都南多摩保健所が1日300名~500名の感染者に対応することとなり、保健所の業務がひっ迫したためです。そこで、本学薬学部の学生・職員と南多摩災害医療ワーキンググループおよび日本体育大学保健医療学部とが連携し、東京都の非常勤職員として東京都南多摩保健所の業務を支援しました。本学薬学部からは平田 尚人 准教授を中心に、臨床薬剤学教室と臨床微生物学教室の3~5年生15名が保健所で療養データの入力業務を行ったほか、大学院生1名と教員3名がクラスター発生施設に対する現地疫学調査の記録員として活動しました。

P1611353 3-2-2 900.jpg平田 尚人 准教授と中南 秀将 教授

 

臨床薬剤学教室 平田 尚人 准教授のコメント
「この度はこのような感謝状を頂戴し、大変恐縮です。
世の中がコロナ禍で大騒ぎだった最中、実際に保健所の支援活動に関わってくれた本学薬学部の学生および大学院生、そしてクラスター発生施設調査支援では、専門的見地からご指導やご助言を賜りました臨床微生物学教室の先生方に感謝を申し上げます。
今回の経験を活かし、医療系大学としての社会的使命を果たすべく、有事には速やかに人材支援が行えるような体制を日頃から整える必要があると考えております。」

臨床微生物学教室 中南 秀将 教授コメント
「この度はこのようなお礼状を賜り、大変光栄です。
感染症の専門教室として、COVID-19の感染症対策に少しでも貢献することができ、嬉しく思います。
今後も医療系の大学として、地域社会・医療に役立つ活動や研究を続けてまいります。」

 

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 広報課