大学紹介 2021年度 薬剤師勉強会 開催実績

2021年度 薬剤師勉強会 開催実績

 

学び直し講座 薬剤師勉強会

主催:学校法人 東京薬科大学   
共催:一般社団法人 八王子薬剤師会

主に薬局薬剤師の方々を対象に勉強会を開催します。いま話題の最新情報、あるいは既に常識となった様々なテーマを取り上げて「大学の授業」をお届けします。

薬剤師の仕事が対物業務から対人業務へと大きくシフトして行くなかで、コミュニケーション能力は必携スキルに違いありません。しかし、そこには確かな知識に裏打ちされた正しい情報の解釈が不可欠です。2006年から始まった6年制薬学教育も15年が経過し、薬学教育モデル・コアカリキュラム2022年改訂版では「臨床実践能力のある薬剤師の養成」が強調され、医歯薬(看護)学部で共通して「医療人として共有すべき価値観」が盛り込まれる予定です。

本学でも多くの時間を割いて臨床教育の充実を図っています。それらがすべて身になっているかどうかはまさに個人差でしょうが、少なくとも学生時代にこうしたカリキュラムでトレーニングを受けて来なかった方は少し気掛かりではありませんか?また、学生のときにもっと勉強しておけば良かったと後悔している方は少なくないのではありませんか? もし気になっているのなら、この際ちょっと修正してみませんか?薬剤師への期待が益々高まって行く現状に合わせて知識レベルを維持し、さらに向上させるためには基礎学力(理屈の部分)を再点検することも大切です。

薬剤師勉強会は、このような背景から企画されました。その形式は大学における講義そのものです。懐かしい雰囲気のなかで勉強し、「なぁ~んだ、この程度か」と自らの実力を再確認し、自信を深める人もいれば、「これは助かった、今さら聞けない」と密かに胸を撫で下ろす人もいるかも知れません。定期的に勉強会へと足を運び、学びを進めながら、そこに集う人たちと情報交換するのも大きな収穫となるでしょう。地域貢献もまた大学の役割と考え、多くの方々にとって有意義なコミュニティが形成されることを期待しています。どなたでも参加できます。皆様のお越しをお待ちしております。

2021年度薬剤師勉強会* 開催実績@東京薬科大学3401講義室

第79回
2021年9月26日(日)

演題
1.心不全診療フォーカスアップデート2021
2.肥満症・メタボリック症候群:その正しい理解のために
演者

第79回薬剤師勉強会 演題要旨

第80回
2021年10月17日(日)

演題
臨床推論:基本的な考え方とその実践
・副作用かどうか?を考える
・正常値か異常値か?から脱却する
演者

第80回薬剤師勉強会 演題要旨/タイムスケジュール

第81回
2021年11月14日(日)

演題
今さら聞けない薬剤耐性(AMR)
・微生物を制する者は抗菌薬を制する
・敵(薬剤耐性菌)を知り使える武器
 (抗菌薬)を知る
演者

第81回薬剤師勉強会 演題要旨/タイムスケジュール

第82回
2021年12月12日(日)

演題
あらためて漢方を学ぶ
・漢方の基礎:漢方における疾患の捉え方
・現代医療と漢方:統合医療としての
 漢方薬の役割
・漢方薬の副作用:注意すべき副作用と
 慎重投与
演者

第82回薬剤師勉強会 演題要旨/タイムスケジュール

第83回
2022年2月20日(日)

【開催中止】

演題
がん患者に対するセルフケア支援
・明日からできるセルフケア支援
 ~がん薬物療法と皮膚障害~
・ケースから学ぶ受診勧奨
 ~がん薬物療法を受ける患者さんが頭痛を訴えた時に考えること~
演者

第83回薬剤師勉強会 演題要旨/タイムスケジュール

 日本薬剤師研修センター認定講習会(2単位)申請、90分x2コマ、参加費1,000円(テキスト代込み)

講義風景
(第78回、2020年11月15日開催)

第78回薬剤師勉強会は、コロナ禍の折ではありましたが『心疾患を合併する高血圧の薬物治療:標準的な処方の理解』(講師:山田純司) と題して講演会形式で開催しました。参加者定員を180名とし、大講義室(座席総数 560席)を使用して「3密」を避け、COVID-19感染拡大防止を徹底し、参加者の皆様には検温や手指消毒などにもご協力いただきました。その甲斐あって盛会のうちに無事終えることができました。皆様のご協力に改めて御礼申し上げます。どうも有難うございました。

講義風景_勉強会900-601.png

(第78回、2020年11月15日開催)

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