就職・キャリア

卒業生の声

生命科学部卒業生の声

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生命科学部卒業生の声



教員・研究者となって活躍する卒業生

分子生命科学科

応用生命科学科

生命医科学科

品質管理

中島 由貴 さん

勤務先

一般財団法人

日本食品分析センター

2015年3月 生命科学部 環境ゲノム学科*卒業
2017年3月 生命科学研究科博士前期課程修了
東京都 私立十文字高等学校出身

| 正確かつスピーディな分析で医薬や食品の世界を支える力になっていきたいです。
――大学の研究室で使い慣れた実験器具を手に、日々、分析対象と向き合っています。

高校生の頃から生命科学に興味があり、進学の際には環境と生物の関わりを学べる大学に行きたいと考えていました。そんな時に、東薬のパンフレットを見て『この研究室、面白そう!』と、私の希望にぴったりの研究室があることを知りました。それが、入学の決め手となりました。入学後、学部4年生から大学院にかけて念願の研究室に在籍し、好きな領域の研究に没頭できました。就職においても、研究生活と重なる部分のある“分析”の業界で働きたいと考え、今の仕事に就きました。現在は主に製薬会社や食品会社からの依頼を受けて、医薬品の原料や食品添加物が所定の規格に合致しているかを試験する業務に携わっています。日々の試験で使うビュレットやピペットといった器具は、学生の頃に親しんだものであり、その使い方にも慣れていましたので、スムーズに仕事に入ることができました。仕事の中で感じるやりがいは、誰もが知っている企業からのオーダーに応え、私の手から提出されたデータが品質管理の一端を担っているという点です。様々な依頼には正確さはもちろん、スピードも求められますので、今後はそれに応えられるよう腕を磨き、成長していきたいです。
*現在は応用生命科学科に名称変更

教員

富田 真人 さん

勤務先

埼玉県公立中学校

2016年3月 生命科学部 分子生命科学科卒業
埼玉県 私立本庄東高等学校出身

|「理科の楽しさ」を生徒に伝えるため、毎日試行錯誤しながらより良い授業に向けて努力をしています
――大学で学んだ知識のおかげで、授業の内容に「深み」を与えることができています。

自分が高校や大学の学びで感じた「理科の楽しさ」を子供たちに伝えたいと考え、理科の教師を目指しました。念願かなって昨年から理科担当の教員として勤務しています。クラス担任もしていて生徒と関わることも多く、行事などに時間もかかり大変ですが、生徒たちの笑顔を毎日見られることにとてもやりがいを感じています。理科の授業で実験をした時に、生徒たちから「面白い」「楽しい」という声が上がった時には、本当にこの仕事に就いて良かったと感じます。高校時代から生物が好きで、生命について科学的に解明することに興味がありました。東京薬科大学に進学したのは、日本初の生命科学部があり、そこなら自分の興味ある分野について徹底して学べると考えたからです。そのため生命医科学コース*を専攻し、分子生化学研究室に所属しました。その研究室では、ミトコンドリア中に存在するMITOLという酵素と癌との関係についての研究に取り組みました。中学校で学ぶ内容ではないのですが、癌やミトコンドリアなどについて授業で触れる時に、大学で学んだ知識を交えて話をすると授業の内容に「深み」が出て、生徒たちの興味を引き出せるのではないかと感じています。
*現在は応用生命科学科に名称変更

グローバルIT

官尾 ゆい さん

勤務先

武田薬品工業株式会社

2015年3月 生命科学部 分子生命科学科卒業
2017年3月 生命科学研究科博士前期課程修了
北海道 私立藤女子高等学校出身

| まず自分で考え、壁を乗り越える姿勢で、グローバルな仕事に臨んでいます。
――研究室で鍛えられた力が、新しい部門の仕事に生きています。

製薬会社のMR を志望していた私でしたが、縁あって採用された現在の“グローバルインフォメーションテクノロジー”部門で、国内外のITシステムの統一を図るプロジェクトなどを担当しています。職場ではコミュニケーションの8 割方が英語で、もともと英語力を仕事に生かしたいと思っていましたので、夢が一つ叶ったと感じています。また、社内でも新しい部門であり、業務進行のルールやフローが固まっていない部分も多く、私のような新人も自ら考えて意見を出せば、それが反映されるので、その点でもやりがいがあります。この職種は大学で学んだ内容とは離れていますが、自分で考え、解決する仕事の中に、在学中に研究室で鍛えられた経験が役立っています。というのも、大学院では「味覚応答メカニズム解明のための、新たな実験法の確立」という、あまり前例のないテーマを研究し、何度も壁にぶつかりました。そんな時にも指導教官は簡単には教えてくれない。とにかく自分で考え、やれるまでやって、それでもダメなら手を差しのべてくれる。そんな経験を積み、粘り強く考える忍耐力がついたと感謝しています。これからの仕事でも、積極的な姿勢を大切にしながら企業人として存在感を高めていきたいです。

製薬企業勤務

本間 悠 さん

勤務先

北里第一三共ワクチン株式会社

2011年3月 生命科学部分子生命科学科卒業
2013年3月 生命科学研究科博士課程前期(修士)修了
埼玉県立川越西高等学校出身

| 仕事を通じて社会に貢献していることを実感できる、大きなやりがいのある仕事です。
――大学で身に付けた知識、技術で人の役に立つものを作りたい。

現在の仕事はインフルエンザワクチンの製造。受精卵にワクチン株を接種して増殖させ、有効成分を分離、精製して作られるワクチンの「精製」工程を担当しています。学部を卒業後、大学院で基礎研究に取り組んでいましたが、それまでに身に付けた知識や技術を活かした「ものづくり」への興味が膨らみ、現在の仕事に就きました。研究室ではできない大規模な精製作業に面白さを感じると同時に、自分の仕事が多くの人の役に立っている点に大きなやりがいを感じています。医薬品は病気などで健康を損なった方に使われるものですが、ワクチンはインフルエンザに罹患するのを防ぐために健康な人に使用されます。将来このような「予防医学」の重要性はますます高まるでしょう。その点でも意義のある仕事だと思っています。大学、大学院で学んだことと仕事内容は直接関係していませんが、研究室で培った問題に対するアプローチやプロセスの構築の仕方は、仕事上でとても役立っています。将来の夢はワクチンの製造工程をより良いものに進化させていくこと。進化する技術を取り入れて、10年先、50年先にも安定した品質で有効なワクチンが作れる製造方法を確立していきたいと考えています。

CRA(臨床開発モニター)

山本 葵衣 さん

勤務先

クインタイルズ・トランスナショナル・ジャパン株式会社

2016年3月 生命科学部分子生命科学科卒業
東京都 私立田園調布学園高等部出身

| 治療を待つ世界中の患者さんのために、いち早く効果的な新薬を開発し、届けたい。
――より正確な「治験データ」を取得し、新薬開発を効率的に。

世界有数のCRO(Contract Research Organization 。開発業務受託機関)で、CRA(臨床開発モニター)として仕事をしています。CROは製薬企業から新薬の開発業務を受託し、治験を実施する医療機関との橋渡しをしています。私が担当しているのは、医療機関が定められたルールに従って治験を実施しているかをモニタリングする業務です。治験というのは新薬の開発に必要不可欠な過程で、モニタリングの質の高さが治験データの信頼性に直結するため、大変ですがやりがいのある仕事だと考えて取り組んでいます。物心がついた頃から医療業界に興味があり、将来は医療関係の仕事に携わりたいと考えていましたが、「治験」という仕事を知ったのは大学に入学してから。いくつかの授業の中で触れられた治験という仕事の内容が印象的で興味を持ちました。大学で学んだ知識を活かすことができ、多くの先輩方がこの仕事をされていることもありこの仕事に就きたいと考えるようになりました。今の会社を志望したのは、業界では世界一の実績を持つ会社でありグローバルな治験にも力を入れていたからです。目標は、新薬をいち早く患者さんの元に届けること。仕事を通じて新薬を待ち望んでいる世界中の患者さんの命を救いたいと考えています。

公官庁勤務

大川 佳子 さん

勤務先

東京都 福祉保健局

食品衛生監視員

2011年3月 生命科学部環境ゲノム学科卒業
2013年3月 生命科学研究科博士課程 前期(修士)修了
神奈川県 私立清泉女学院高等学校出身

| 「食」の安全を守ることで、より多くの人々の「健康な暮らし」に貢献したいと思っています。
――大学で身に付けた知識、スキルが随所で役に立っています。

仕事は食の安全を守る食品衛生監視員です。入庁して2年間は都内市場の市場衛生検査所で流通する食品の農薬・添加物などの理化学検査、検査法の開発、市場内の業者への衛生指導を経験。現在は健康安全研究センターで輸入食品のサンプリングおよび検査項目の設定、輸入事業者に対して原産国での製造、輸送、国内流通時の安全管理に関する指導などを担当しています。東京には日本国や世界各国から様々な食品が集まってきます。それだけに水際での安全管理は重要であり責任を感じます。まだ法律で基準が定められていない事項や都民への普及啓発が必要と考えられる事項について解析評価する「先行調査」など、他に先駆けた仕事ができることもやりがいにつながっています。市場衛生検査所で「ふぐ」の魚種鑑別検査法の開発を行った時には、大学で学んだ検査手技や検査方法の原理に関する知識が役に立ちました。先行調査のテーマを決める時も研究室生活で身に付けた情報収集の方法やプレゼンテーションのスキルが役立っています。日本もこれから安全管理レベルの向上が求められていくと思いますが、大学で学んだことを活かし、問題を多面的にとらえ的確な解決策を見つけられる職員になりたいと思います。