就職・キャリア

卒業生の声

薬学部卒業生の声

卒業生の声

薬学部卒業生の声

保健所勤務

井上 しほり さん

勤務先

埼玉県川口保健所

2017年3月 薬学部医療薬学科卒業
埼玉県立熊谷女子高等学校出身

| 薬剤師も、より良い行政のために貢献できると気づき、公務員を目指しました
――より安心・安全な食品衛生環境を実現するために、勉強する毎日です。

公務員を目指したきっかけは、在学中に参加した残薬に関する調査研究が、平成28年度診療報酬改定に活用されたことでした。この研究は、厚生労働科学特別研究事業として行った「医療保険財政への残薬の影響とその解消方策に関する研究」で、病院・薬局で処方されても飲み残してしまう「残薬」の事態調査とその解消に向けた検討を行うものでした。残薬の解消は、医療保険財政への貢献だけでなく医療の質の向上にもつながる重要な課題です。この経験から、薬剤師は行政分野においても人々の健康づくりに貢献できると気づき、公務員を志望しました。現在、埼玉県川口保健所の生活衛生・薬事担当として飲食店の許認可や食中毒調査、食品に関する相談などの業務に携わっています。様々な方からの相談に対応するため、必要な関係法規、科学的根拠を一から学びながら仕事に取り組む毎日です。これからも、県民の皆様に安心して暮らしていただける衛生環境を目指して努力を続けていきたいと考えています。

病院薬剤師

酒井 祐 さん

勤務先

国立病院機構宇都宮病院

薬剤部

2016年3月 薬学部医療薬学科卒業
東京都立上水高等学校出身

| チーム医療の中で自分の役割を果たせたときやりがいを感じます
――前向きに治療に取り組む患者さんの姿が日々のモチベーションになっています。

現在、国立病院機構宇都宮病院で病院薬剤師として働いています。当院は急性期医療も慢性期医療も行うケアミックス型の病院で、薬剤師10名で協力しながら、調剤業務、病棟業務などを行っています。私は整形外科・神経内科・糖尿病内分泌内科の病棟を担当。糖尿病教室で患者さんへの指導も行っています。病院薬剤師のやりがいは、患者さんの声を直接聞くことができ、医師・看護師・コメディカルのスタッフと連携して治療に貢献できること。自分が提供した情報が治療の役に立ったときはチーム医療に携われて良かったと実感できますね。また、膝や股関節などの痛みを抱えている患者さんが、手術を終え、リハビリに取り組み徐々に歩けるようになっていく姿や、糖尿病のコントロール目的で入院されている患者さんが糖尿病の知識を身につけ、治療に対して意欲的になって退院される姿など、患者さんが元気になっていく姿を見ることが日々のモチベーションになっています。大学生活で共に過ごした友人は卒業後も互いに支え合えるかけがえのない存在です。また社会に出れば大勢の先輩が活躍しています。東京薬科大学で共に高め合える友人を見つけ、目標に向かって頑張ってください。

研究開発部門

荒井 ひかる さん

勤務先

サントリーウエルネス株式会社

2017年3月 薬学部医療薬学科卒業
東京都立国立高等学校出身

| 毎日の食事を通じて、多くの方の健康づくりをサポートしていきたい
――やりがいは、自分の仕事を通じて皆さんの健康づくりをお手伝いできること。

現在の主な仕事は健康食品の開発です。素材の選定や剤型・中味のレシピの決定、試作、安定性評価、法規・知財確認など、市場に出すまでのすべてのステップに携わっています。大学在学中、医薬品の重要性や価値を学ぶ一方で、副作用や使用条件などの厳しい面についても学ぶことで、病気になる前の段階から、食事など日々の生活を通して人々の健康を支えることに興味を持つようになり、この仕事を志しました。一つのアイディアが商品になっていく過程を体感でき、自分の仕事が健康食品という形となって世に出ることにやりがいを感じています。大学生活はほとんどが必修科目で毎日朝から夕方まで授業が目いっぱいでしたが、その中で学んだ製剤学や分析学、法規の知識は健康食品の開発に活用できていますし、知識だけではなく実習で実験機器などを使用した体験も日々の業務にとても役に立っています。将来の夢は、おいしさと機能性、両方を兼ね備えた健康食品を開発すること。「おいしさ」という付加価値を提供できる食品ならでは強みを活かして、多くの人の健康への意欲を増進し、健康な生活の実現をお手伝いできる商品を届けていきたいと考えています。

公官庁勤務

伊藤 進一 さん

勤務先

厚生労働省東京検疫所

千葉検疫所支所

2012年3月 薬学部医療薬学科卒業
埼玉県立所沢北高等学校出身

| 日々変わる情報をしっかりと把握、伝達して、確実な審査・検査業務を実行します。
――「食の安全」を守り、健康で安心できる暮らしを。

在学中から「大学で学んだことを国民・市民の皆さんの健康のために役立てたい」と考え、公務員を目指していました。公務員は転勤があり、より幅広い業務が経験できる点も魅力的でした。現在は厚生労働省の東京検疫所千葉検疫所支所で、輸入食品の届け出の審査、輸入食品の検査、輸入相談などの食品監視業務、海外から入港してくる船舶の検疫や衛生検査、港湾衛生調査などの検疫衛生業務に携わっています。輸入される食品の検査は食品衛生法に基づいて行われます。大学でも衛生薬学という形で学んでは来ましたが、食品衛生行政の仕事は勉強だけではわからないことがたくさんあります。法令に関する通知や輸入食品に関わる業者の方への通知が出されることも多く、常に最新情報を把握し、それらを業者に確実に周知し、適正に業務を行う必要がる点は、情報が日々新しくなる「薬」と共通するものがあり、大学で学んできた「常に最新情報を把握し、理解する」という姿勢が役立っているのを感じます。これからも、業務を通じて様々な知識を習得したいと考えています。異動先には、医薬品により深く関わる地方厚生局やPMDA(医薬品医療機器総合機構)などがあります。せっかく薬学を学んできた立場でもあるので、そこでの仕事にも携わりたいです。

研究開発部門

梶山 亜沙美 さん

勤務先

花王株式会社

2016年3月 薬学部医療薬物薬学科卒業
埼玉県立熊谷女子高等学校出身

| 東薬で学んだ薬学に関する幅広い知識を活かし、世界中の人たちの暮らしを豊かで健康なものに。
――新たな分野にチャレンジできる、刺激的な仕事をしています。

現在、ビューティーケア商品の開発に関わる研究に従事しています。今の仕事は、弊社のSOFINA iP というブランドから発売している美容飲料の開発です。弊社が扱っている「ヘルスケア商品」と「ビューティー商品」の境界領域を対象にしており、常に新たなものにチャレンジしていく必要があります。悩むことも多いですが、その分チャンスも多く、刺激的で勉強になる仕事です。また一つの商品に込められた「こだわり」や「思い」の大きさに日々驚かされています。薬学部に進学したのは多くの人々の健康を守ったり、向上させる仕事に就きたいと考えたからです。そして大学での研究活動を通じてものを生み出す面白さを知り研究開発という仕事を志望するようになりました。製薬ではなくヘルスケア商品を扱う会社を選んだのは、日々の暮らしの中にこそ「健康」や「豊かさ」の根っこがあると考えたから。大学で取り組んでいた有機合成とは直接関係のない業務で切り替えが大変ですが、基礎はもちろん薬理、動態などの専門知識、衛生や法律が絡む薬事法まで幅広く学べる東京薬科大学で身に付けたことを武器に、世界中の人々の生活を豊かで健康にできるような商品を数多く開発したいと思っています。

病院薬剤師

橋本 澪佳 さん

勤務先

立川相互病院

薬剤部

2016年3月 薬学部医療薬学科卒業
東京都立南平高等学校出身

| 地域に密着した医療の中で、患者さんから頼りにされる薬剤師を目指して。
――学ぶこと、覚えることが多く、毎日が勉強の積み重ねです。

5 年次に実務実習を行った病院では、高度医療の中での薬剤師の役割を学ぶことができました。しかし、自分の将来を考えたとき、地域に密着した医療機関で、患者さんと直接コミュニケーションをとりながらケアをすることができる薬剤師を目指したいと考えました。そして現在の立川相互病院を就職先に選びました。社会医療法人社団健生会が運営する病院で、グループには外来薬局がいくつかあり、毎月の研修などで、外来薬局で仕事をしている薬剤師の皆さんと一緒に勉強をしています。外来薬局で研修ができる制度もあるとのことなので、私もぜひ行きたいと考えています。病院内の業務だけでなく、外来薬局では患者さんとどのように関わっているかを学ぶことで、自分が目指す薬剤師に近づいていけるのではないかと思います。仕事を始めて半年たちます。大学時代は「薬」のことだけを考えていましたが、患者さんのこと、医師や看護師の診察内容など一連のことを考えながら行動する必要があり、厳しい指導をたくさんいただく毎日です。目標は、まず一人で仕事ができるようになること。最終的には「この人に相談したら大丈夫」と思ってもらえる薬剤師になることです。