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卒業生インタビュー #1
正田卓司さん(厚生労働省国立医薬品食品衛生研究所)
- キャリア・就職
2024.11.13
6月に行われたオープンキャンパスにて、講演をされた東京薬科大学出身の先輩にインタビューを行いました!
今回は、生命科学部出身で現在国立医薬品食品衛生研究所でご活躍されている正田卓司さんに現在のお仕事について貴重なお話を伺いました。
プロフィール
正田卓司さん(しょうだたくじさん)
東京薬科大学 生命科学科 分子生命科学科 卒業
東京薬科大学 生命科学研究科 生命科学専攻修士課程 修了
研究室:分子生化学(現 再生医科学)
東京大学 大学院薬学系研究科 分子薬学専攻博士課程 修了
厚生労働省国立医薬品食品衛生研究所 有機化学部 第一室長
生命科学部を卒業して入社した理由を教えてください
東京薬科大学で生命科学の研究がとても面白く感じられたため、研究職に興味を持ちました。
大学卒業後は診断薬の研究をしている薬学部の研究室に所属し、薬学分野での研究の楽しさを感じました。
その後、公募を通じて国立医薬品食品衛生研究所に入所しました。
具体的にどのようなお仕事をされていますか?働き出してから何年目ですか?
働き始めて18年目になります。現在の研究所では医薬品の品質に関するレギュラトリーサイエンス研究を行っており、主に2つのテーマで研究を行っています。
一つは医薬品を効率的に製造するための手法の開発で、もう一つはタンパク質についている糖鎖を高感度に検出するための新しい分析手法の開発です。
また、研究業務のほかに、国などが主催する審議会において、医薬品や化学物質の専門家の一人として議論に参加しています。
生命科学部での学びや経験が、研究所での職務にどのように活かされていますか?
大学で学んだすべてのことが、現在の職務に活かされています。
授業で苦手なことがあっても、続けていれば楽しくなるかもしれません。苦手なことでも挑戦してみることが大切だと感じています。
経験を振り返って、卒業生として学生たちに伝えたいアドバイスはありますか?
大学生の頃を振り返ると、今では考えられないほど多くの時間があったと思います。
学生のうちにさまざまな経験をしておくことをお勧めします。