スタッフブログ 卒業生インタビュー #3
長田志保さん(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)

  • キャリア・就職

2024.11.22

6月に行われたオープンキャンパスにて、講演をされた東京薬科大学出身の先輩にインタビューを行いました!
今回は、薬学部出身で現在公務員としてご活躍されている長田志保さんに現在のお仕事について貴重なお話を伺いました。

プロフィール

長田志保さん(ながたしほさん)
東京薬科大学 薬学部卒業
東京薬科大学 大学院 薬学研究科 薬学専攻 修了
(分子細胞病態薬理学教室)
独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 新薬審査第二部

薬学部を卒業してPMDAに就職した理由を教えてください。

大学時代に行っていた研究をさらに深めたいと思い、大学院に進学しました。
大学院にて基礎研究に取り組む中で、より患者さんに医薬品を届けるのに近い段階で働きたいという思いが強くなり、PMDAでの仕事を選びました。
また、大学院時代に学んだ専門的知識が活かせると感じたことも就職の理由です。

具体的にどのようなお仕事をされていますか?働き出してから何年目ですか?

2019年に入社し、現在で6年目です。新薬審査第二部に所属し、医薬品の承認審査を担当しています。
医薬品が承認申請されてから約1年間かけて申請者とやりとりをしながら審査を行います。
自分が審査に携わった医薬品がニュースで紹介されたり、学会で発表されたり、患者さんに届いたことを実感したときにやりがいを感じます。

この仕事をするうえで、どのようなスキルや素質が必要だと考えていますか?

膨大なデータから必要な情報を抽出し、それらに基づき分析・考察する力が重要だと感じます。
就職活動では書類審査、面接、Webテストといった選考を経験しましたが、研究室で培った論理的に考える力が活かせたのではないかと思います。
所属していた研究室からPMDAに就職した方も多いので、仕事で困ったときには相談にのってもらっています。

経験を振り返って、卒業生として学生たちに伝えたいアドバイスはありますか?

英語の勉強や研究室での研究活動は特に重要だと感じます。
社会人になると、自由に使える時間は限られるので、大学生のうちに今しかできないことに積極的に挑戦し、学生生活を楽しんでください!