東薬ライフ 研究室ってどう選ぶ?(薬学部編)|東薬生に聞いてみた

研究室ってどう選ぶ?(薬学部編)

こんにちは。学生広報チームC-Labです。研究室について皆さんはどれくらいご存知でしょうか…?今回は敷居が高くてイメージしにくいと感じてしまう研究室についてC-Labの3人の先輩に取材をしました!まずは研究室選びに関する疑問について答えていただきました。

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薬学部の研究室(教室)配属の選考はどのようになっていますか?

 自己推薦方式(専願)(以下AO方式)と、一般方式があります。

AO方式
一般方式の前に行うもので、自分の行きたい研究室を選び、自己推薦書を提出して先生と15分ほどの面接をして決まります。成績より熱意や、やる気を重視する方式です。
一般方式
AO方式の後に行うもので、1年前期〜3年前期の総合成績(GPA)で決まる成績重視の方式です。研究室のミスマッチを防ぐためにも、この方式でも研究室訪問は行うべきです。

薬学部にはどのような研究室コースがありますか?

 AコースとBコースがあり、Aコースは研究、実験をしてまとめるといったもの、Bコースは論文を読んでまとめるといったものです。

  • 研究室によって、コース内容の例外もあります。

薬学部のC-Labの先輩に聞いてみた

それでは早速、薬学部の3人の先輩方に取材していきたいと思います!!

clab_quest005_2.jpg薬学部3年 E先輩

clab_quest005_3.jpg薬学部3年 A先輩

clab_quest005_4.jpg薬学部3年 K先輩

先輩が選んだ研究室(教室)はどちらですか?

E先輩
生化学教室です。
A先輩
創剤科学教室です。
K先輩
第二英語研究室です。

なぜその研究室(教室)を選んだのですか?

E先輩
医薬品の開発に携わりたいと考えて、進路選択の幅が広い薬学部に入学しました。身近なものでイメージしやすい化粧品の研究開発をしたいと考え、肌についてメインに研究している生化学教室に入りたいと入学当初から強く心に決めていました。
A先輩
配布された研究室のガイドブックがあったので、それを見て決めました。
K先輩
元々英語が好きだったと言うのもありますが、特に一年生の時に多読に興味を持ったことが英語の教室に入ろうと決めたきっかけです。

低学年の時から心掛けていたことはありますか?

E先輩
イベント等に興味のあるなしに関わらず積極的に参加し、自分の視野を広げることを意識していました。研究室は将来の方向性を決める大切な選択なので最初から方向性を一つに絞らずに低学年のうちから色々な経験することをおすすめします。
A先輩
とにかく勉強を頑張ることです。特に私は家から登校時間が2時間かかったので限られた時間の中で工夫して勉強時間を確保することを意識していました。諸活動をやりながらも常に勉強を第一優先にするように心がけていました。
K先輩
多読をしたり、地域の手話団体に参加したり、自分が気になったことは積極的にやることで趣味の幅を広げていました。勉強が第一になると嫌になってしまった時に辛いので一年生のうちから趣味を広げておくと良いと思います。

今だから言える、低学年のうちからやっておいたほうが良いことなどあったら教えてください。

E先輩
勉強です。どんなにやっても損することがないので、やっておいたほうが自分のためになると思います。一般だけでなくAO方式の中でも成績で見られるところもあるので低学年のうちから確実にやっておくのが良いと思います。
A先輩
勉強です。今からAO方式で受けると決めている人もAO方式は倍率が高いので一般に回った時のためにもしっかり良い成績を取っておくべきです。勉強しすぎて損するということは絶対ないので頑張ってください!!
K先輩
研究室訪問です。研究室を決める際には動画やパンフレットなどがあるので概要はわかります。しかし、雰囲気や相性などは実際に行かないとわからないことが多いので、希望順位に関わらず積極的に行った方が良いと思います。

研究室(教室)訪問について教えてください。

E先輩
私は早いうちから自分の方向性を決めていたので1年の6月ごろに初めて研究室訪問を行いました。低学年のうちは右も左も分からない状況なので先生がいろいろなことを教えてくださいました。卒論発表会にも参加し、内容は難しいのですが雰囲気を知ることができたので良かったです。だいたい3年の9-10月に皆本腰を入れ始めるので低学年のうちに行っておくと心の余裕が生まれて良いと思います。また、大学院生ともお話しさせていただきました。大学院を志しているなら大学院生ともお話をすると幅広い進路選択ができると思います。
A先輩
第一志望の研究室には確実に行っておいたほうが良いと思います。
K先輩
第一志望の研究室には行ったほうがいいと思いますが、雰囲気を知るといった意味では色々な研究室に行ったほうが良かったなと感じています。

C-Labに入って良かったことはなんですか?

E先輩
やはり色々な研究を積むことができることだと思います。大学の先生方がさまざまな支援をしてくださり、C-Labの活動の一環で研究室に行くこともあるので研究室見学のハードルが下がるといった点は良い点だと思います。
A先輩
ビジネスメールやアンケートのお願いなどを先生に出す機会などが多々あり、先輩や先生に教えていただいたことに加え、そういったことを低学年のうちからできるのは自分の中で貴重な経験だったと思っています。また、記事班として他の人に自分のデザインや文章がどう言った見方をされるのかということを実際に肌で感じ、文章の書き方などを自分で見直すなどしたことで自分の価値観が変わるなどといった経験ができ、とても勉強になりました。
K先輩
普段生活しているだけでは関われない人と関わることができたことだと思います。先輩からのお話を聞くことができたり同級生と情報を共有したりとサークルに所属することで縦にも横にもつながりができ、充実した大学生活を送ることができました。また、CMづくりなどをして賞をもらうなどの経験を通して仲間と協力して何かを成し遂げる達成感を感じることができたのはC-labでないと経験できなかったことだと思っています。

ここまで読んでいただいてありがとうございました。この記事を読んで研究室について少しでもイメージしやすくなったり興味を持っていただけたら幸いです。