受験生向けイベント情報 夏休み研究実習|高校生対象

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イベント概要

日時
2021年8月3日(火) 10:00 ~ 17:00
2021年8月4日(水) 10:00 ~ 16:00 
  • 2日間のプログラムとなります
場所
東京薬科大学 八王子キャンパス
アクセスはこちら
対象
高校1~3年生、2020年度既卒者
  • 教員の方の引率・見学も可
参加費
無料
開催案内

実験テーマ

1. 蛍光プローブを合成し、細胞の中で働く酵素を観察してみよう
分類
化学
実験内容
これまで有機合成によって様々な蛍光分子が開発され、一部の分子は病気の診断に使われています。本実習では、有機合成によって簡単な蛍光プローブを合成し、それを使って細胞内で働く酵素を観察したいと思います。(また、実習を通して、高校では別の科目である「生物」と「化学」のつながりを感じてもらいたいと思います。)
指導教員
2. がん細胞をやっつけよう
分類
細胞
実験内容
がんは遺伝子の異常でおこります。血液がんである白血病細胞を使って、がん細胞に特異的な遺伝子産物を破壊する分子標的薬の威力を観察し、そのメカニズムを分子レベルで探索しましょう。
3. 光る大腸菌を作る、光るタンパク質を取り出す
分類
微生物
実験内容
遺伝子組換え実験の基本を、大腸菌に緑色蛍光タンパク質(GFP)遺伝子を取り込ませて、GFPの発する蛍光で光る大腸菌を作ることで体験します。また、大腸菌の作ったGFPを大腸菌の中から取り出します。
4. 骨とDNAで「青魚」を分類しよう
分類
生物
実験内容
一般に「青魚」とまとめられることが多い4大大衆魚(イワシ、サバ、アジ、サンマ)ですが、実はそれぞれ分類学的にはかなり離れた系統に属する魚種です。この実習では、これらの魚のDNA配列を用いた分子系統樹を作製し、一部の骨の形状を実際に比較することで、生物の「進化」について考えたいと思います。
5. 動物の行動を観察して、神経の働きを知ろう
分類
動物(行動・数理計算)
実験内容
動物は外界の刺激を受容し、脳神経系で処理することによって、適切な行動を発現します。本実習では、ショウジョウバエ幼虫の走化性行動を観察し、においの受容機構と行動を解析する手法について学びます。正常個体と遺伝子改変個体の行動の違いを調べ、神経の働くしくみについて考えます。生物系だけでなく数理系に興味のある方も歓迎します。
指導教員
6. 免疫細胞が病原体と戦う仕組みを観察してみよう
分類
免疫学
実験内容
免疫細胞は、私たちの体を様々な病原体から日々守ってくれています。好中球は、体に侵入した病原体と一番最初に戦ってくれる免疫細胞です。本研究実習では、好中球細胞外トラップと呼ばれる好中球が病原体と戦う仕組みを蛍光顕微鏡を用いて観察します。
指導教員

申込み受付

  • 2021年7月1日(木)10:00より申込受付を開始します。
  • 先着順に受付、満員になり次第締め切らせていただきます。
  • 電話による受付は行いません。

個人情報の取り扱いについて

お申し込みの際にお知らせいただいた住所・氏名その他の個人情報は体験実習の際の保険加入(大学で加入)、大学からのお知らせ(イベント案内・資料の送付・メールマガジン等) や、個人を特定しない集計処理に利用いたします。また、個人情報を本人の承諾なしに、第三者(発送代行業務委託先を除く)に提供することはいたしません。

本学生命科学部AO入学試験(研究型)受験予定の方へ

本イベントは2022年度 生命科学部 総合型選抜AO(専願制)研究型の選考対象に含まれます。
これ以外に選考の対象となるものは、科学クラブ、高校や大学教員のもとで行った研究などになります。オープンキャンパスにおける生命科学部主催「生命科学への誘い」および薬学部主催「薬学体験実習」は選考の対象となりませんのでご注意ください。

その他

  • 新型コロナウィルスの感染状況により中止する場合があります。開催の詳細はホームページからご確認ください。

過去の開催状況

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 生命科学事務課