受験生向けイベント情報 夏休み研究実習|高校生対象

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イベント概要

日時
2020年8月3日(月)、4日(火)
※2日間のプログラムとなります
場所
東京薬科大学 八王子キャンパス
アクセスはこちら
対象
高校1~3年生、2019年度既卒者

実験テーマ(各テーマ定員4名)

  • 1.
    蛍光プローブを合成して細胞の中で働く酵素を観察してみよう
分類
化学
実験内容
これまで有機合成によって様々な蛍光分子が開発され、一部の分子は臨床でも診断に使われています。本実習では、有機合成によって簡単な蛍光プローブを合成し、それを使って細胞内で働く酵素を観察したいと思います。(また、実習を通して、生物と化学のつながりを感じてもらいたいと思います。)
指導教員
藤川 雄太 助教
  • 2.
    動物の行動を観察して、神経の働きを知ろう
分類
動物(行動・数理計算)
実験内容
動物は外界の刺激を受容し、脳神経系で処理することによって、適切な行動を発現します。本実習では、ショウジョウバエ幼虫の走化性行動を観察し、においの受容機構と行動を解析する手法について学びます。正常個体と遺伝子改変個体の行動の違いを調べ、神経の働くしくみについて考えます。生物系だけでなく数理系に興味のある方も歓迎します。
指導教員
関 洋一 助教
  • 3.
    蛍光タンパク質を使って細胞小器官を観察してみよう
分類
細胞
実験内容
ヒト培養細胞に遺伝子導入を行って、緑色蛍光タンパク質(GFP)の融合タンパク質を細胞に合成させます。GFPの蛍光を利用して、タンパク質の合成や輸送を担う細胞小器官である小胞体やゴルジ体を可視化し,タンパク質が細胞内で輸送される様子を蛍光顕微鏡で観察します。
指導教員
若菜 裕一 助教
  • 4.
    緑藻クロレラからバイオ燃料:その仕組みと課題 
分類
植物・微生物
実験内容
光合成を行う微細藻類は環境ストレスを受けると代謝一般が滞り、それに合わせ、光合成能が低下しますが、逆に油脂の生産は活発になります。油脂はバイオ燃料の原料であり、藻類での油脂生産はその産業化が期待されています。本研究では緑藻クロレラにおいて、この現象を光合成測定や蛍光顕微鏡等で観察し、その生理学的意義や産業化への課題を考えます。
  • 5.
    腸で働く専門化した細胞(スペシャリスト)達を観察する 
分類
動物(細胞)
実験内容
からだには、組織や器官を構成する様々細胞があります。腸には栄養素やイオンを吸収する上皮細胞の他に、粘液を分泌する杯(さかずき)細胞やホルモンを分泌する内分泌細胞など特別な機能を持つ細胞が存在します。本実習では抗体を用いた免疫組織化学染色法を使って、マウスの腸にある専門化した細胞(スペシャリスト)達を観察します。
指導教員
中野 春男 助教
  • 6.
    試験管の中で細胞核を創る

 

分類
動物(細胞)
実験内容
カエルの卵を遠心分画して抽出液を調整し、その中で細胞核を創ります。染色体DNAが複製する様子や、抗がん剤や紫外線などがDNA複製に与える影響について蛍光顕微鏡を用いて調べます。
指導教員
橋本 吉民 助教

申込み受付

  • 先着順に受付、満員になり次第締め切らせていただきます。
  • 電話による受付は行いません。

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その他

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本学生命科学部 総合型選抜 研究型AO受験予定の方へ
本イベントは2021年度 生命科学部 総合型選抜 研究型AOの選考対象に含まれます。
これ以外に選考の対象となるものは、科学クラブ、高校や大学教員のもとで行った研究などになります。オープンキャンパスにおける生命科学部主催「生命科学への誘い」および薬学部主催「薬学体験実習」は選考の対象となりませんのでご注意ください。

過去の開催情報

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 生命科学事務課