ニュース&トピックス 夏休み研究実習が行われました。

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2018.08.06

8月2、3日の2日間で夏休み研究実習が行われました。応用生命科学科からは、環境応用植物学研究室と環境応用動物学研究室が参加し、高校生のみなさんと実験を行いました。

環境応用植物学研究室では高校生一人が大学院生と一緒に「光合成のいろいろな測り方」という課題に取り組みました。二日目は、夏休み中の4名の学部3年生も参加して一緒に実験を行いました。葉や水中で生活する藻類の生育や光合成について、色々な面から調べました。一日目には植物の葉から葉緑体を取り出して、光を当て、光合成で酸素が出るところを酸素濃度の測定装置で測りました。お昼休みには、研究室の卒研生や大学院生と大学の食堂でお昼ご飯を食べながら、大学の様子や高校生活の様子、大学で取り組んでみたいことについてなど、話しながら楽しい時間を過ごすことができました。実験も楽しみながら進めることができて、大学にも良い印象を持ってもらえたようで研究室メンバー一同、とても喜んでおります。

環境応用動物学研究室では、「脳神経系疾患の原因を探ってみよう」という課題で2名の学部4年生と共に、4人の高校生の皆さんと実習を行いました。神経細胞に活性酸素を暴露し、神経細胞の形態や細胞死を蛍光顕微鏡で観察しました。酸化ストレスを受けた細胞や細胞小器官の形態を観察し、その変化について皆で話し合いを行いました。また、酸化ストレスによって神経細胞が障害を負うことで引き起こされる脳神経系疾患についても理解を深めました。お昼休みには、大学内の食堂で昼食をとり、学内を散策して楽しい時間を過ごすことができました。終了後のアンケートでは「楽しく研究実習することができた」「授業で習わないことを学べてよかった」というコメントをいただき、研究の面白さを実感することができたのではなないかと思います。