受験生向けイベント情報 夏休み研究実習|高校生対象

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イベント概要

日時
2022年8月2日(火) 10:00 ~ 17:00
2022年8月3日(水) 10:00 ~ 16:00 
  • 2日間のプログラムとなります
場所
東京薬科大学 八王子キャンパス
アクセスはこちら
対象
高校1~3年生、2021年度既卒者
  • 教員の方の引率・見学も可
参加費
無料
開催案内

実験テーマ

1. 蛍光プローブを合成し、細胞の中で働く酵素を観察してみよう
分類
化学
実験内容
これまで有機合成によって様々な蛍光分子が開発され、一部の分子は病気の診断に使われています。本実習では、有機合成によって簡単な蛍光プローブを合成し、それを使って細胞内で働く酵素を観察したいと思います。(また、実習を通して、高校では別の科目である「生物」と「化学」のつながりを感じてもらいたいと思います。)
2. 光る大腸菌を作る、光るタンパク質を取り出してみよう
分類
微生物
実験内容
遺伝子組換え実験の基本を、大腸菌に緑色蛍光タンパク質(GFP)遺伝子を取り込ませて、GFPの発する蛍光で光る大腸菌を作ることで体験します。また、大腸菌の作ったGFPを大腸菌の中から取り出します。
3. 動物の行動を観察して、神経の働きを知ろう
分類
動物(行動・数理計算)
実験内容
動物は外界の刺激を受容し、脳神経系で処理することによって、適切な行動を発現します。本実習では、ショウジョウバエ幼虫の走化性行動を観察し、においの受容機構と行動を解析する手法について学びます。正常個体と遺伝子改変個体の行動の違いを調べ、神経の働くしくみについて考えます。生物系だけでなく数理系に興味のある方も歓迎します。
指導教員
4. 骨とDNAで「青魚」を分類しよう
分類
生物
実験内容
一般に「青魚」とまとめられることが多い4大大衆魚(イワシ、サバ、アジ、サンマ)ですが、実はそれぞれ分類学的にはかなり離れた系統に属する魚種です。この実習では、これらの魚のDNA配列を用いた分子系統樹を作製し、一部の骨の形状を実際に比較することで、生物の「進化」について考えたいと思います。
5. iPS細胞の培養と遺伝子導入をしてみよう
分類
細胞
実験内容
iPS細胞は様々な体の組織の元になる幹細胞です。iPS細胞に様々な遺伝子を導入して、細胞内の小器官を蛍光標識して可視化したり、幹細胞であることを確認したりして、最先端の再生医療の研究を体験してみましょう。

6. ヒトゲノムを見てみよう

分類
情報科学
実験内容
私たちの体の設計図となるヒトゲノムとはどんなものなのか? 遺伝子が原因で病気になるとはどういうことなのか? コンピュータからヒトゲノムにアクセスして、病気の原因の解読に挑戦してみましょう。機器の使い方からやさしく指導しますので、興味はあるけれどコンピュータはちょっと苦手、という人も安心して参加してください。

申込み受付

  • 受け付けは終了いたしました。多くのご応募誠にありがとうございました。
  • なお、本学生命科学部の2023年度研究型AO入学試験の受験を検討されている高校3年生の方に特別枠を設定しました。
    お電話にて2022年7月15日(金)迄にご連絡下さい。
    生命科学事務課 TEL:042-676-8763(8:45~17:00 月~金)

個人情報の取り扱いについて

お申し込みの際にお知らせいただいた住所・氏名その他の個人情報は体験実習の際の保険加入(大学で加入)、大学からのお知らせ(イベント案内・資料の送付・メールマガジン等) や、個人を特定しない集計処理に利用いたします。また、個人情報を本人の承諾なしに、第三者(発送代行業務委託先を除く)に提供することはいたしません。

本学生命科学部 研究型AO入学試験を受験予定の方へ

本イベントは2023年度 生命科学部 総合型選抜 研究型AO(専願制)の選考対象に含まれます。
これ以外に選考の対象となるものは、科学クラブ、高校や大学教員のもとで行った研究などになります。オープンキャンパスにおける生命科学部主催「生命科学への誘い」および薬学部主催「薬学体験実習」は選考の対象となりませんのでご注意ください。

その他

  • 新型コロナウィルスの感染状況により中止する場合があります。開催の詳細はホームページからご確認ください。

過去の開催状況

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 生命科学事務課