教育活動 カリキュラム概要
薬学部薬学科
本学薬学部は、医療を担う薬学人として、豊かな人間性と高い倫理観、および高度な専門知識と多様な実践的能力を備え、使命感を持って人の命と健康な生活を守り、科学的探究により医療と薬学の発展に寄与して社会に貢献できる人材を育成します。

カリキュラム概要
本学薬学部では、臨床実践能力と研究能力を備えた薬剤師を養成します。カリキュラムは薬学教育モデル・コア・カリキュラムを基盤とし、薬学を体系的に学習するために、幅広い内容をカバーする多数の科目から構成されています。また、各分野の科目は年次進行とともに、基礎的内容から発展的・応用的内容に展開するよう体系的に編成されています。講義・演習・実習の特性に合わせ、教育上有益と認められる場合には、多様なメディアを用いた授業を実施しています。
1~3年次:入門・基礎科目で薬学の土台をつくる。
「薬学」はヒトの生命と健康を守るための学問です。医療人としての薬剤師教育がスタートする1年次では、生物系、化学系、物理系といった様々な角度から、くすりを理解するための基礎と医療人としての心構えを学びます。また、2年次前後期に開講される様々なゼミナールにより、知識・技能・態度を総合的に育成します。
そして、3年次では専門科目の学修により深い知識を身につけます。

4年次:卒業研究および実践的な薬剤師教育がスタート
卒論研究室に配属され、教員の指導のもとで実験・調査研究を開始します。また、薬剤師実務に近い実践的な学びが
本格化し、学内に設置の薬学実務実習教育センターにおいて実践的な薬剤師の知識・技能・態度を学修し、医療人と
しての素養を磨きます。

5年次:病院や薬局で行われる質の高い薬学実務実習教育
病院・薬局(実際の医療現場)で各11週間、合計22週間の実務実習に参加します。患者さんや医療従事者と接しながら実践的な薬物治療を学びます。

6年次:研究課題の達成を目指した学びの集大成
卒業研究で培った「リサーチマインド」と6年間の学修とその成果の集大成である卒業コンピテンス・卒業コンピテンシーの獲得を経て、医療を担う薬学人となります。
