ニュース&トピックス 薬学部1年生を対象とした災害医療ゼミナールにてワクチン接種(筋肉内注射)の演習を実施

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2021.12.20

2021年12月7日、薬学部1年生を対象とした災害医療ゼミナールにて、『COVID-19パンデミックにおける薬剤師の役割』と題し、注射の手技、患者問診、副作用観察の演習を行いました。同ゼミナールでは、駒沢女子大学看護学部の小林小百合教授をお招きし、実技指導を行って頂きました。受講した学生たちは、まず本学教員や大学院生等の指導のもと、接種会場を想定したワクチンの調製方法、シリンジへの充填と接種の準備までを体験しました。その後、問診からワクチン接種までの流れ、ワクチン接種の手技(筋肉内注射)、ワクチン接種後の経過観察などを体系的に学びました。学生たちは、自身の受けたワクチン接種を思い出し、慣れない手つきながらも、正しい手順を一つ一つ進めていきました。

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 1回目、2回目のワクチン接種では、薬剤師は主に薬液の希釈、シリンジへの充填等のワクチンの調製の役割を担ってきました。これから新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が始まりますが、近い将来、薬剤師がワクチンの打ち手候補として再び検討されることも見据え、災害医療ゼミナールにて注射手技等の演習を実施致しました。未来の医療を担う薬学生として、将来的な薬剤師の職能拡大を考えるきっかけとなることが期待されます。

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東京薬科大学 広報課