ニュース&トピックス 生命科学部のPBL(2023年度)|1年生が企業や団体の課題解決に挑戦~グループでのアクティブラーニングを経験~|東薬の学修成果
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2023.07.14
生命科学部では全学科1年次の必修科目として『生命科学と社会Ⅰ』という産学公連携授業を実施しています。この授業は5〜7人の学生が1グループとなり、企業や地方公共団体に提供いただいた実際の課題に対して、フィールドワークやインタビュー等の調査を元にディスカッションすることで解決策を検討する能動的な授業で、PBL(Project Based Learning)と呼ばれる課題解決型学習です。この授業の特徴は各班の議論の結果考え出した新商品提案や解決策を実際に企業の担当者の方に対してプレゼンテーションし、直接企業からフィードバックをしてもらうことができる点で、大学1年生のうちから社会人スキルを身に着ける機会を提供しています。

本年度の『生命科学と社会Ⅰ』では、八王子市役所、株式会社ヤクルト本社、株式会社シンプロジェン、京王バス株式会社等の5企業・1地方公共団体にご協力を賜り、グループ学習に取り組みました。企業様からの課題例として「若年層をターゲットにした食品の新製品開発」、八王子市役所からは「外国人留学生ができる地域活動のアイデアを提案してください」など、それぞれが実際に抱えている課題をテーマとして与えられ、グループ内でのディスカッションはもちろんのこと、アンケート調査、試作品の提案など、各グループがオリジナルな提案に向けて奮闘しました。また、他の企業・団体の、「予防医学」「人財リクルート」などの課題の解決にも、若い発想でアプローチしてもらいました。本授業は学生自身に能動的な学びを体験させ、今後の学生生活の意識改革につながるよう、プログラムされています。


学生投票 1位 |
C-4班発表 |
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「この度は学生投票・審査員投票 最優秀賞をいただき大変光栄に思います。課題を与えていただいた企業のご担当者様、先生方にアドバイスをいただきながら、班員6人で課題に取り組み、試行錯誤した結果が最優秀賞という形で評価していただけたことを大変嬉しく思います。このような貴重な体験をさせていただいたことに対し、企業様、学校関係者の方々にこの場を借りて感謝申し上げます。この経験を今後の人生に活かしていきたいです。」

八王子市 担当者からのコメント
「今回の授業に対して、ここまで熱心に取り組むことができた皆様の「熱意」に感動しました。今後、様々な場面でも発揮してください。八王子市の課題解決について議論したことは、「八王子」のことを知るきっかけになったのではないでしょうか。皆さんが学生時代を過ごす「八王子」にもっと興味を持っていただき、授業以外の場面でもご一緒できる機会があれば幸いです。今後の皆様の学生生活が充実していくことを願っています。」
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