ニュース&トピックス 生命科学フォーラムを実施しました
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2024.12.25
東京薬科大学で今年も生命科学フォーラムが開催され、学生が企画したさまざまなプロジェクトが発表されました。生命科学フォーラムは、学生の夢や目標を応援し、最大30万円の資金支援を行うプログラムです。今年で6回目を迎え、多くの関係者が集まりました。
本フォーラムでは過去に実施されたプロジェクトの紹介(登壇順に、「ゴジラバクテリアプロジェクト iGEM TOYAKU」、「沖縄・未来へ繋げる『サンゴ保護プロジェクト』をこの手で!!」) があった後、本年度の採択プロジェクトが紹介されました。応募があった各プロジェクトは事前に一般投票が行われ、その結果、「児童養護施設の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けよう」が1位を獲得しました。
ゴジラバクテリアプロジェクト iGEM TOYAKU
最初に登壇した「ゴジラバクテリアプロジェクト iGEM TOYAKU」は、フランスで行われた合成生物学の国際大会(iGEM)に出場し、ブロンズメダルを獲得しました。宇宙放射線をエネルギーに変換する新しいバクテリアシステムの開発に挑戦し、その成果をパリで発表。現地でのプレゼンテーションを通じて、他国のチームと意見を交換し、多くの学びと知見を得たと報告しています。本チームは、生命科学フォーラムからの支援金を、参加費用に充てたとし、支援者に感謝の意を表しました。
沖縄・未来へ繋げる『サンゴ保護プロジェクト』をこの手で!!
次に紹介された「沖縄・未来へ繋げる『サンゴ保護プロジェクト』をこの手で!!」は、沖縄のサンゴを保護するプロジェクトです。沖縄のサンゴ養殖場で苗を植えたり、海洋環境の学習活動を実施しました。サンゴの生態と保護活動の重要性を深く学び、活動を通じて環境保護への意識が高まったとしています。今回の活動で得た経験を基に、今後もサンゴ保護に向けた活動を続けたいと意欲を示しました。
本年度採択プロジェクト
「児童養護施設の子どもたちにクリスマスプレゼントを届けよう」
本年度の採択プロジェクトは、児童養護施設の子どもたちにクリスマスプレゼントを届ける企画です。プロジェクトリーダーの清水さんは、「子どもたちがワクワクできるプレゼントを届けたい」と話し、施設のスタッフと相談しながら、子どもたちが本当に喜ぶプレゼントを検討しています。「活動を1年で終わらせず、後輩に引き継いで継続していきたい」と意欲を語り、教職課程を履修する仲間とともに準備を進めています。
生命科学フォーラムの成功を支えているのは、在学生や教員だけでなく、卒業生の協力も大きな一助となっています。卒業生の寄付や同窓会東薬会の支援が在学生の挑戦を後押ししており、大学全体で支援の輪が広がっています。フォーラム終了時には募金箱も設置され、参加者が在学生へのエールを送る形で協力しました。
本年度の生命科学フォーラムは、学生の夢と挑戦を応援する場として盛り上がり、次年度に向けて新たなチャレンジを後押しする機会となりました。
本件に関するお問い合わせ
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