卒業生の方 第11回ホームカミングデイ

TOYAKU Home Coming Day 東京薬科大学ホームカミングデイ

開催報告

 第11回ホームカミングデイは、2022年10月30日(日)に行われ、新型コロナウイルス感染症対策のため昨年度同様、You Tube Liveを活用したオンラインでの開催となりました。
 イベントでは冒頭に、楠理事長、平塚学長、明石東薬会会長による挨拶があり、大学の近況や東薬会のWebイベント等についても紹介されました。
 その後は、東京薬学専門学校(本学の前身)女子部専門18回卒業生である堀口雅子氏(産婦人科医、一般社団法人『性と健康を考える女性専門家の会』名誉会長)による特別講演が行われ、ご自身の生き方などについて熱く語っていただきました。
 他にも、講演の質問コーナーでは堀口雅子氏の夫の貞夫氏(産婦人科医)にもご出演いただいたほか、プログラム終盤には本学の歴史やバーチャル史料館に関するムービーが上映されるなど、盛りだくさんのイベントとなりました。
 第11回ホームカミングデイの録画動画は当面の間、You Tube に公開しています。皆様にも是非ご視聴いただければ幸いです。

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以下に掲載されている情報は、2022年10月30日開催の第11回ホームカミングデイに関する情報ですので、あらかじめご了承ください。

ご挨拶

 平素より本学へのご支援・ご指導・ご協力を賜り、心からお礼を申し上げます。卒業生の皆様へ感謝の想いを伝える事業として2010年に開始したホームカミングデイも、今年で第11回目を迎えることとなりました。
 今回のホームカミングデイでは、本学卒業生で女子部の大先輩であられる、堀口 雅子氏(現、産婦人科医、一般社団法人性と健康を考える女性専門家の会名誉会長)を特別講演会の講師としてお迎えし、開催させていただきます。
 なお、今年のホームカミングデイは、当初は対面とオンラインを併用しての開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響から、残念ながらオンラインのみで開催することとなりました。
 是非、本学の近況をご覧いただき、今後も様々な形でご支援・ご指導・ご協力を賜れれば幸いです。

学校法人東京薬科大学 理事長 楠 文代
東京薬科大学 学長  平塚 明
一般社団法人東京薬科大学同窓会東薬会 会長 明石 貴雄

ホームカミングデイとは

 ホームカミングデイは、学校法人東京薬科大学と一般社団法人東京薬科大学同窓会東薬会の共催イベントです。
 毎年、学園祭の時期にあわせ、卒業生(特別招待者※を含む。)、名誉教授、ご退職された教職員の方々を東京薬科大学へご招待し、旧友や恩師等との絆を深めていただくとともに、本学の現況をご紹介させていただいております。加えて、学園祭で活動する後輩達の姿もご覧いただいております。
 第11回ホームカミングデイは、新型コロナウイルス感染症の影響から、オンラインで開催することとなりました。旧交を温めることや本学の様子を直接ご覧いただくことは難しいかとは存じますが、是非ご参加いただき、本学の近況等をご覧ください。

  • 特別招待者とは、「卒後5・10・15・25・35・45・55 年または特別講演会講師の同期の方」となり、該当の方には別途、ハガキにてご案内をさせていただいております。

開催概要

日時 2022年10月30日(日)13:00~(2時間程度の実施を予定)
開催形式
オンライン形式(YouTube Liveにて配信)
  • 当初は対面とオンラインを併用しての開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響から、残念ながらオンラインのみでの開催に変更となりました。
視聴用URL
https://youtu.be/-0xydc9Y_T8
  • 本学のYouTubeチャンネル動画に移動します。
共催
学校法人東京薬科大学、一般社団法人東京薬科大学同窓会東薬会
プログラム
  • 理事長挨拶
  • 学長挨拶(大学の現況報告など)
  • 同窓会東薬会会長挨拶
  • 特別講演会(講師:堀口 雅子 氏)
  • 東薬の歴史を顧みる~先人の求めたものを求めて~(バーチャル史料館の紹介ほか)
その他

特別講演会

講演タイトル

薬剤師として、医師として、私の生き方を振り返る

講演者

堀口 雅子(ほりぐち まさこ)

1949年(昭和24年)
東京薬学専門学校(本学の前身)女子部専門18回卒業
1960年(昭和35年)
群馬大学医学部卒業
略歴

1930年東京生まれ。
産婦人科医。一般社団法人性と健康を考える女性専門家の会名誉会長。
東洋英和女学院高等女学科在籍中の15歳時に終戦を迎える。その後、東京薬学専門学校女子部に進学し、薬剤師となり、東京大学薬学部にてホルモンの研究を開始する。女性と男性の違いを生物学的に研究する中、「やはり医師になりたい」との想いから、東京理科大学医学進学コースを経て、群馬大学医学部に進学。東京逓信病院で1年間のインターンを経験したのち、女性で初めて正規医員として、東京大学医学部産婦人科学教室に入局。長野赤十字病院等を経て、虎の門病院産婦人科医長等を歴任する。

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講演概要

前例がないなら、開拓していく。道がないなら、自分で作る。
そんな気持ちで薬剤師になり、医師になりました。
女性だから、犠牲や我慢は仕方がない。
そんな考え方が『当たり前』になるのは嫌だと考え続けてきました。
その時代に応じた『変化や役割』をうまく受け入れることが大切です。
私の開拓者としての道のりは、第一線を退いた今も、まだまだ続いています。

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務部総務課(ホームカミングデイ実行委員会事務局)