林 滉都

生命科学部 応用生命科学科 2年(取材当時)

神奈川県立港北高校出身

自発的に思考し、先を見通す力を身に付けられる、生命科学部の学び|私の学修成果

学修成果

  • 多角的な視点
  • タスク管理能力
  • 失敗から学ぶ力
  • 自発的な思考力

「食」に関する科目や、食品のおいしさを解析する研究室の存在が決め手。

もともと食品に関わる仕事に興味があり、東京薬科大学には食品に関する科目や食品のおいしさを解析する研究室があったことや、オープンキャンパスやガイドブックなどで、高校の授業では知り得なかった生命科学の学びに興味が湧いたことがきっかけで、本学を志望しました。

調べて行く中で、生命科学部ならではの化学や遺伝子工学、農学など幅広い分野を学べることや、一年の時から実習が盛んに行われることも魅力的に感じました。

多くの学問に触れることで物事を多角的に見る能力を培う。

「食」に関わる仕事に就くことを目標に日々勉強に励んでいます。生命科学部では農学、ゲノム工学、有機化学、生理学や微生物学などバリエーションに富んだ様々な学問に触れることができます。多くの学問に触れることで、今まで持ち得なかった、物事を多角的に見る能力を養うことができました。

しかし、多くの学問に触れることができるということは、同時に多くの基礎知識の学修が必要ということでもあり、効率的な勉強方法が求められました。そこで私は、定期的に自分がやるべき物事を書き出して、優先順位をつけてより効率的なスケジュールを組み立てるタスク管理を実践しました。タスク管理は、一見地味なスキルではありますが、社会に出てからも非常に多用される力だと思っています。

学んだ知識を活用して自発的に思考し、その先を見通す力を身に付けられる、生命科学部の学び。

初年度から行う実習は、はじめて扱う実験機器や実験方法、原理などを用いて行われることが多々あります。時には失敗をしてしまい、思い通りの結果にならなかったこともありました。しかしその時に、そのまま失敗で終わるのではなく、何故このような結果となったのか、この実験ではどのような原理で反応が進む想定なのか、どのように改善すれば正しい結果を得られたのか、他の班の結果と比較して自身の班の結果はどのような違いがあるかなど、より深く学修する意識を持つことができたと感じています。これは普段の学修においても言えることで、講義によっては明確な正答がなかったり、いまだ解決されていない事柄(社会問題など)について考える課題が出されることもあり、授業でインプットした知識を使って自発的に思考する力が必要となります。そのような経験を通して、「学んで終わり」ではない、その先を見通す力を得ることができたと思います。

これからも生命科学部ならではの沢山の経験や能力を得る機会があると思います。それらを逃さず自分の力にできるよう、積極的な学修姿勢で将来の理想像を目指して邁進していきたいです。

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