ニュース&トピックス 生命科学部のPBL(2024年度)|1年生が企業や行政の課題解決に挑戦
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2024.07.04
生命科学部では全学科1年次の必修科目で、産学公連携授業として『生命科学と社会Ⅰ』を実施しています。この講義は、企業や行政から提供いただいた実際の課題に対して5~7名で構成されたグループごとにフィールドワークやインタビュー調査を行い、ディスカッションを重ねて解決策を検討する課題解決型学習(PBL:Project Based Learning)です。解決策をプレゼンテーション資料として作成し、企業や行政の担当者の前で発表を行い、フィードバックを受けることを繰り返すことで、大学1年生のうちから社会人としてのスキルを身に着ける機会を提供しています。
本年度の『生命科学と社会Ⅰ』では、八王子市役所、株式会社ヤクルト本社、株式会社シンプロジェン、株式会社村田製作所などにご協力を賜 り、6つのクラスに分かれて学習に取り組みました。それぞれのクラスでは、これらの企業、行政から出される課題(「福祉に“つながる”行動変容を起こすためには?」、「自社製品を活かした新しい商品アイデアを考えよう」、「革新的製品や事業を提案しよう」など)が与えられ、入学直後から3か月間かけてそれぞれグループワークに取り組みました。アンケート調査やフィールドワーク、資料調査、試作品の制作など、各グループが課題解決に向けて様々な工夫を行い、能動的に学ぶ講義となりました。
最終プレゼンテーションを実施
2024年6月25日(火)には、すべてのクラスが一堂に会して、各クラス内の代表グループが最終プレゼンテーションを行いました。プレゼンテーションの後には受講学生による投票での順位発表、学内審査員による講評と順位発表がそれぞれ行われ、上位1~3位のグループに対して表彰が行われました。
本年度ご協力を賜りました企業・行政ご関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
学生投票 1位 |
B-5班発表 |
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「グループのメンバー、ご協力いただいた企業の方々、先生方に御礼を申し上げます。高校生の頃にも探究の講義でこのようなプレゼンを行う機会があり、とても楽しかった記憶があったため、今回もこのような発表の場を経験できたことを嬉しく思います。」
審査員 田中 正人 生命科学部長からのコメント
どの発表も面白く素晴らしい発表でした。この講義を通して取り組んだ課題解決のように、これから4年間生命科学部で学んでいく上でもデータなどの根拠を持って論理的に物事を考えていくことはとても重要なことです。今回の発表を聞き、すでにそういった考え方が出来ていると感じ、今後の成長を楽しみに思っています。今後ますます論理的に物事を考えられる力をつけていってください。
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