ニュース&トピックス 2024年度ECO-TOPインターンシップ報告会が実施されました
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2024.12.13
ECO-TOPプログラムについて
「ECO-TOPプログラム」は東京都環境局が取り組む自然環境保全のための人材育成・認証制度です。持続可能な社会の構築に向けて自然環境を保全するために、自然環境分野で幅広い知識を有しアクティブに行動できる人材を育成することも目的としています。
大学や大学院が自然環境保全のための教育課程を設け、東京都が認定します。現在、都内の大学でも本プログラムに認定されている大学は5大学のみであり、本学応用生命科学科は2021年度から認定校として登録されています。
自然環境に軸足を置いたジェネラリスト育成を目指して大学、企業、NPO、行政が連携し、授業やインターンシップなどが行われます。また、プログラム修了者には登録証が発行され、以後も自然環境に関する最新の知識や情報が提供されるなど、継続的な支援を受けることが可能です。
今回本学のカリキュラムとして実施された「ECO-TOPインターンシップ」では、受講者は自然環境と関わりの深い職場で実地体験を行いました。
学内報告会
11月19日(火)、生命科学部 応用生命科学科の3年次カリキュラム「応用生命科学X(ECO-TOPインターンシップⅠ)」および「応用生命科学XI(ECO-TOPインターンシップⅡ)」に参加した学生による学内報告会が行われました。
本学におけるECO-TOPプログラムに関するカリキュラムは、生命科学部 応用生命科学科に在籍する学生のみが履修することが可能となっています。
3年次生13名(応用生命科学科3年次生のおよそ6人に1人)が本インターンシップ科目を履修しており、在学生の環境への関心の高さがうかがわれました。
当日、会場には多くの学内関係者や、環境分野に関心を持つ上級生・下級生が集まりました。インターンシップのポスター展示だけでなく、学生からの説明なども行われ、報告会は大変盛会となりました。
合同報告会
11月30日(土)、東京都庁において、ECO-TOPプログラムに参加している3大学の履修者30名によるインターンシップ合同報告会が実施されました。本学からは12名の履修者が、それぞれ春と夏に参加したインターシップについて発表を行い、活発な意見交換がなされました。他大学の参加者とも交流を深めることができ、環境保全への関心を益々深める有意義な機会となりました。

参加者の声
苅屋田 拓真さん(応用生命科学科 3年)
合同報告会では、自大学だけでなく他大学の発表も聞くことができ、多くの新たな学びを得ることができました。他大学の発表は、自分の視野を広げるとともに、環境に対する考えを改める貴重な機会となりました。
自分の発表では、予想以上に多くの質問をいただき、それに丁寧に答える難しさを実感しました。特に、聞き手の視点を意識した説明の重要性を学ぶとともに、伝えたいことが伝わったと感じられるコメントをいただけたことは大きな自信にもなりました。また、インターンシップで学んだ内容も非常に有意義で、今後の研究活動や自己成長に活かしたいと考えています。
この経験を糧に、より質の高い研究や発表ができるよう努め、次のステップに進んでいきたいです。

鈴木 涼太さん(応用生命科学科 3年)
今回参加した合同発表会では他の大学の方々のポスター発表を聞いて、自分とは異なるインターシップ先での経験だけでなく、その体験から得られた自分とは異なる学びについてお話しを多く聞けたため、新しい考え方などを学ぶことができたとても貴重な経験になりました。また、ポスター発表後の交流会ではポスター発表をしていた様々な大学の方々とお話しすることで、新たな視点の発見や自分の将来への新しいつながりを感じたとても有意義な会でした。

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