ニュース&トピックス 生命科学部 「コスメティックサイエンス」が開講しました!
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2025.07.11
5月30日(金)より、生命科学部 2年生を対象に「生命科学Ⅸ(コスメティックサイエンス)」が開講しました。
本授業では、化粧品による、疾患の克服や予防を目的とした準医薬品(コスメシューティカル)や健康食品に注目し、
私たちの体にどのように役立つのかを学びます。
その他にも、化粧品会社の研究者、大学の教授、製品開発に関わる技術者など、さまざまな立場の専門家による講義を行います。
それぞれの視点から、化粧品や健康食品に関する最前線の研究や開発の話を聞くことができるため、
実際の仕事や研究のイメージを深めることができる授業となっています。
今回はこの授業のうち、3回の講義内容を紹介します。
化粧品産業概論
吉田 克典 先生(北里大学薬学部/日本化粧品技術者会)
世界の化粧品産業の概要や市場の状況、化粧品ビジネス等の化粧品に関する基本的な内容について、
化粧品企業で働かれていたご経験を踏まえながら、お話しいただきました。
皮膚科学と解析手法
東ケ崎 健 先生(株式会社FANCL)
皮膚の基本構造や人工皮膚モデルを使った化粧品成分の評価方法等、研究開発の事例を用いて講義いただきました。
細胞老化概論
高橋 暁子 先生(がん研究所)
細胞老化の最先端研究と予防的治療法について、実際に行っている実験結果等を踏まえご説明いただきました。
今回の講義を受けた本学学生にも話を聞きました。
――この授業を受けようと思ったきっかけは何ですか。
●将来製薬関係の研究者を目指しているが、化粧品業界にも興味がありました。
この講義は化粧品企業などの研究者から直接お話が聞けるので受けてみようと思いました。
●外部講師の話が聞けると聞き、新しい視点を持ちたいと思ったからです。
●就職したい職業の分野等が決まっておらず、視野を広げたいと思ったからです。
――「コスメティックサイエンス」を受講してみてどうですか。
●「ビタミンはその性質のため皮膚には浸透しない」など、リアルな専門知識を身につけることができるのでとても面白いです。
●想像していたよりも職業の話を聴くことができて、とてもためになりました。
●今まで学んでいなかった皮膚に関する様々なことを学べてよかったです。
本件に関するお問い合わせ
- 東京薬科大学 生命科学事務課
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