イベント情報 【東京薬科大学創薬エコシステム】第4回シンポジウム開催

  • 一般

東薬における基礎から臨床までのアカデミア創薬(その1)
- 共同研究を含む創薬研究の現状 -

下記の要領にて、標記のシンポジウムを開催致します。
東京薬科大学創薬エコシステムへ入会頂いた企業の方のみが参加いただけます。会員企業の皆様は、別途ご案内いたします参加フォームよりお申込み下さい。
※未入会企業の皆様には、是非、本コンソーシアムへの入会を御検討頂きます様、お願い申し上げます。

オーガナイザー 林 良雄
代表世話人 石原 比呂之

開催日時

2025年3月10日(月)14:00~17:00 (その後、参加者と情報交換会を予定)

場所

東京薬科大学 (対面・オンライン ハイブリッド開催)

  • シンポジウム:教育1号館 1階 1103講義室 
  • 情報交換会 :学生会館2階ホール

キャンパスマップPDF

京王堀之内駅または平山城址公園駅より路線バス(片道200円)、もしくはJR豊田駅北口より大学直通バス(片道180円)が利用できます。詳しくは下記ページをご確認ください。

アクセス・バス時刻表

参加申込締め切り

2025年3月4日(火)

【プログラム】

14:00~14:10

開会挨拶
オーガナイザー:東京薬科大学生命科学部 創薬化学研究室 教授 林 良雄

14:10~14:45
講演1
「白血球細胞外トラップを抑制する新規中分子ペプチドの創製」
 平橋 淳一(慶應義塾大学医学部 総合診療教育センター)
【概要】
白血球細胞外トラップ現象 (ETs)は、様々な炎症性疾患のkey mediatorである。我々は、生体内多機能蛋白Lactoferrinに由来し強力な生体内ETs抑制活性を有する中分子ペプチドを創製した。本発表では、クラッシュ症候群に対する顕著な救命治療効果を紹介する。
14:45~15:20
講演2
「骨髄異形成症候群の分子病態解明から創薬へ」
 原田 浩徳(生命科学部 腫瘍医科学研究室)
【概要】
骨髄異形成症候群(myelodysplastic syndromes:MDS)は、遺伝子異常を有する造血幹細胞のクローン性増殖に起因し、血液細胞の形態異常と成熟障害による末梢血の血球減少を特徴とする高齢者に多い難治性の血液がんである。MDSの分子病態と新たな治療法開発について紹介する。
15:20~15:30

休憩

15:30~16:05
講演3
「ヒストンメチル化酵素G9aを標的とする鎌状赤血球症治療薬の開発研究」
 伊藤 昭博(生命科学部 細胞情報科学研究室)
【概要】
鎌状赤血球症は、βグロビン遺伝子の点変異によって引き起こされる遺伝性疾患であり、依然として高いアンメットメディカルニーズが存在する。我々は、ヒストンメチル化酵素G9aを阻害する低分子化合物の開発に取り組んでおり、本発表では鎌状赤血球症治療薬としての可能性について紹介する。
16:05~16:40
講演4
「子宮内膜症の病態解明から新規治療薬の探索に向けて」
 草間 和哉(薬学部 内分泌薬理学教室)
【概要】
子宮内膜症はヒトの病態を完全に模倣した動物モデルが存在しない。当教室ではヒト細胞を用いたマウスモデルの作成に成功している。そこで、in vivoおよびin vitroの両方の観点から線維化、炎症、細胞老化に着目して、現状と今後の展望について紹介する。
16:40~16:50

休憩

16:50~17:10
課題別討論会活動経過報告、2024年度活動報告および2025年度活動計画
17:10
閉会挨拶
17:30~

情報交換会(学生会館2階ホール)

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 教学IR研究推進課