イベント情報 東京薬大創薬エコシステム第5回シンポジウム

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下記の要領にて、標記のシンポジウムを開催致します。
東京薬科大学創薬エコシステムへ入会頂いた企業の方のみが参加いただけます。会員企業の皆様は、別途ご案内いたします参加フォームよりお申込み下さい。
※未入会企業の皆様には、是非、本コンソーシアムへの入会を御検討頂きます様、お願い申し上げます。

オーガナイザー 井上 勝央
代表世話人 石原 比呂之

東京薬大創薬エコシステム第5回シンポジウム
-次世代治療・診断のための創薬・バイオ分析技術-

オーガナイザー: 東京薬科大学薬学部 薬物動態制御学教室 教授 井上 勝央
日時: 2025年10月27日(月) 14:00-16:45 (その後、参加者と情報交換会を予定)
場所: 東京薬科大学 八王子キャンパス 教育1号館1階 1102講義室(対面・オンラインハイブリッド)

14:00 開会の辞
14:10 基底膜分子・ラミニンの機能解明と応用および疾患からの展望
吉川 大和(東薬大・薬・病態生化学教室)

【概要】 基底膜は、組織を支える単なる膜状の構造体と考えられてきたが、近年のラミニン研究により、多様性だけでなく動的であることが明らかになっている。本発表では、我々が取り組んできたラミニンの機能解明とその応用に加えて、ラミニンの機能不全が引き起こす疾患について紹介したい。
14:40 生体触媒を用いた環状ペプチド誘導体の化学酵素ハイブリッド合成
今野 翔(東薬大・薬・薬品化学教室)

【概要】 環状ペプチド構造を有する天然物は、医薬シーズとして重要な中分子化合物群である。我々はペプチド環化酵素の機能解析を通じて、環状ペプチド合成を簡便化する生体触媒としての利用をめざしており、本講演ではその取り組みを紹介する。
15:05 休憩
15:20 NMR法を用いたタンパク質の研究と創薬への応用
武田 光広(東薬大・薬・分子生物物理学教室)

【概要】 NMR法を用いたタンパク質の研究により、その構造・ダイナミクス・相互作用等,生命現象の理解につながる情報が多岐にわたり得られる。本発表では、創薬への応用を含めタンパク質のNMR研究について紹介したい。
15:45 医療検査の質向上に資するオンサイト分析技術・デバイスの開発
森岡 和大(東薬大・薬・生体分析化学教室)

【概要】 オンサイト分析は、試料採取から結果取得までを現場で行う分析手法であり、医療分野での応用が期待されている。本発表では、演者がこれまで開発を進めてきた、3D プリント技術を基盤とするバイオマーカー測定技術・デバイスについて紹介する。
16:10 多糖結合プローブの開発:真菌症診断・治療法開発に向けたアプローチ
山中 大輔(東薬大・薬・免疫学教室)

【概要】 糖質加水分解酵素の機能改変により、真菌の細胞壁に存在する多糖に特異的に結合するタンパク質プローブを多数開発してきた。今回、これらを応用した血清多糖抗原検出法・細胞壁多糖プロファイリング法・真菌症治療薬の開発に向けた取り組みについて発表させていただきたい。
16:35 閉会挨拶
17:00 情報交換会(学生会館2階ホール)

<会場のご案内>
シンポジウム:教育1号館1階1102講義室
情報交換会:学生会館2階ホール
キャンパス案内図PDF

京王堀之内駅または平山城址公園駅より路線バス、もしくはJR豊田駅北口よりスクールバスが利用できます。詳しくは大学HPをご確認ください。
アクセス・バス時刻表

<参加申込締め切り>    2025年10月20日(月)

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 教学IR研究推進課