阿部 佑哉

東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 修士課程 大学院生

私立和光高等学校 出身
生命科学部 生命医科学科 食品科学研究室 卒業

自分にしかできない研究を大学院で。

大学院という新しい環境で日々奮闘しています。

現在はHIV-1インテグラーゼを中心とするHIV複製の分子機構に関する研究を行っています。多剤併用から単剤併用への活用を目指して実験しています。実験の95%以上が失敗ですが、そこにどんな原因があるのか?またどのように改善できるのか?を常に考えながら取り組んでいます。また、ラボの学部学生や大学院生の英語力は非常に高く、研究のみならず自身の英語力を研いていけるよう頑張っています。

自分にしかできない研究を大学院で。

自分にしかできない研究を行いたいと思ったからです。祖父が東京医科歯科大学でウイルスに関する研究を行っていた事もあり幼い頃からウイルス分野に強い関心を持っていました。東京薬科大学で様々な研究分野に触れたことで、影響力の強い研究に携わりたいと思うようになりました。中でも、三大感染症にも挙げられ、死亡者数も多いHIVの研究に携わりたいと考えるようになりました。大学院進学を考える際、東京医科歯科大学大学院で様々な研究室を見学させていただく中で嬉々として研究内容を話す教授の姿に惹かれこの研究室を選びました。

東薬で培ったプレゼンテーション能力。

東薬で培ったプレゼンテーション能力は、現在の大学院生活において活かされていると感じます。東京薬科大学では、1年次に「生命科学と社会」というグループワークの授業があり、私たちのグループはアステラス製薬様とベネッセコーポレーション様に事業戦略を提案しました。リーダーであった私は、グループのメンバーをまとめながらプレゼンテーションの準備に熱心に取り組みました。その結果、ベネッセコーポレーション様への提案は高く評価され、優秀賞を取ることができました。

ヒッチハイクから様々な生き方や考え方を学びました。

東薬生時代は、たびたび大学の友人とヒッチハイクをしていました。大学では接することの無いような方々とお話しすることで、様々な生き方や考え方を学ぶ機会としていました。

将来は医療コンサルの道へ。

医療コンサル業界を志望しています。東薬と東京医科歯科大学大学院で身に着けた、医療に関する知識と論理的思考力を活かし、医療人や理系人材に特化した医療コンサル業界で働きたいと考えています。