梶原 聖

東京大学大学院 理学系研究科 修士課程 大学院生

山梨県立吉田高等学校 出身
生命科学部 応用生命科学科 環境応用動物学研究室 卒業

最高の仲間と切磋琢磨した、大学院進学への道。

東京大学大学院で脳と生殖腺との関係について研究しています。

私は脳と生殖腺との関係についての研究に携わっています。私たちの生殖機能というのは脳と生殖腺で分泌されたホルモンのやりとりによって制御されています。そこで、私はメダカを使い脳からのホルモン分泌に関わっている神経細胞について研究しています。

ニューロンの特殊性やメカニズムに魅了されました。

東京薬科大学時代から、ニューロンの他の細胞にはない特殊な形やメカニズムに面白さを感じ興味を持っていました。大学4年次の卒業研究でもニューロンについて研究していました。
元々、昔からSF映画に興味があり、高校時代に見た映画で遺伝子組換えについて題材にしていた映画があり、そこから生物の分野に興味を持つようになりました。

TOEIC300点台→925を達成。海外研修プログラムがきっかけに。

大学2年次の夏休みに大学の海外研修プログラムを利用してアメリカ・ロサンゼルスへ行き、この時に自分がどれだけ狭い世界で生きていたかを思い知りました。ロサンゼルスの文化や人々、街並みを見ていく中で、将来日本だけではなく海外に出て仕事をしてみたいなと思うようになりました。そのためには英語を学ばなくてはならないと考え、まずTOEICの勉強を始めました。1年次のスコアは300点台で英語は当初は全くできませんでしたが、毎日継続して努力した結果、スコア925を取ることができました。小さいステップの目標をいくつか立ててそれをクリアしていく中で、目標を達成する喜びと自信を少しずつ実感できました。
ただ、それと同時にTOEICスコアではなく、現地で英語をしゃべれなかった自分自身にずっと悔しい気持ちを抱いていました。大学4年次後期からスピーキングに力を入れ、周りの人達を巻き込んで、毎日1時間スピーキング練習に励みました。

最高の仲間と切磋琢磨した、大学院進学への道。

大学3年生の夏頃になり、大学卒業後は大学院に進学しようと決めました。大学院入試対策を始めた当初は自分一人で専門科目の勉強をしていましたが、自分が勉強しているところを見た友人数名が加わり、秋頃から皆本気で取り組むようになりました。お互いが良きライバルとして切磋琢磨し合え、皆志望する大学院へ合格することができました。
将来の目標を見つけることができ、その目標に対してブレずに努力したことが自身の成長に繋がったと思います。また同時に多くの仲間を持つことができ、彼らがいてくれたおかげで今の自分があると思います。彼らには今でも本当に感謝しています。

日本の製品・技術やCultureを世界へ発信する総合商社マンへ。

海外研修や海外旅行を通じて、日本の海外諸国に対する影響力を感じることが多くありました。私は日本の素晴らしい製品・技術やCultureなど海外へ広めるなど、その大きな影響力を仕事として担いたいと思っています。その根底にあるヒトやモノを扱う仕事がしたいと思い、現在総合商社への就職を目指しています。そして、いつか将来、地元・河口湖の素晴らしさを世界へ売り込めるようなビジネスを展開してみたいという夢を抱いています。もっと海外へ出て、将来を見据えた経験をしていきたいと考えています。