大学で学んだことが、日々の授業で活きています。
昨年から中学校で理科の担当として教壇に立っています。目標は生徒たちに「理科の楽しさ」を伝えることです。また教育の目的には「人間的に成長させる」こともありますが、こちらはまだまだ自分の力だけでは難しく、他の先生方にも協力してもらいながら日々努力中です。教師を目指したのは、大学まで続けてきたラグビー部での経験から学んだことを子どもたちに返していきたいと考えたからです。また、東薬の生命科学部で学ぼうと考えたのは、自分の興味がある分野を専門的かつ幅広く学ぶことができると考えたから。在学中の研究テーマは「ミトコンドリア」。その制御機構や不良ミトコンドリアの排除機構の研究を通じて、ミトコンドリアとアルツハイマー病発症の関係などを調べていました。中学生には難しい内容ですが「先生はこんな研究していたんだよ」という話をすると興味を示す子どもたちがたくさんいます。私の話が研究者に憧れたり、理科の教師を目指すきっかけになってくれればと思い話しています。教師としてのもう一つの目標は顧問をしているソフトテニス部のこと。前任の先生の指導がすばらしく成績も良かったので、ぜひそれに負けない実績を挙げたいと毎日頑張っています。
