ニュース&トピックス 本学学生が東京都立三鷹中等教育学校で「生命科学とはなにか?」をテーマに連携授業を行いました
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2021.03.23
実施内容
- 2021年1月27日
- オンライン座談会「生命科学の魅力と大学生活」(中等3年生対象)
- 2021年2月13日
- 生命科学実験「乾燥ウミホタルを発光させるには」(希望者対象)
オンライン座談会
大学生2人、中等生20人程度の4グループに分かれて、ローテーションしながら「講義・実習・サークル活動」「生命科学の魅力」「理系大学の研究室」「就職・大学院」などについての座談会を実施しました。
オンラインで面白い授業ができるのか?大学生と中学生が親密に話せるのか?という懸念があったので、オンラインでも生徒が飽きずに、そして生命科学の魅力を感じてもらえるよう、「対話」を大切にして座談会をすすめました。
画面共有ができないなどのトラブルもありましたが、「対話」重視でチャット機能も活用していたので「大学生が伝えたいこと」はもちろん「生徒が知りたいこと」についても伝えていくことができました。
授業後の感想を読んで、薬に興味を持っている生徒の多さに驚きました。新型コロナウイルスの影響で、新たな生活様式が強いられる今、新薬の早期開発が期待されていることが反映されているのかもしれません。今回の座談会を通して、薬の開発研究に興味を抱き、研究者の道に進む生徒が増えたら嬉しいです。
生命科学実験
中等1~4年生(中1~高1)12人と、乾燥ウミホタルの発光実験を実施しました。「乾燥させたウミホタルを、どうやったら発光させることができるか」を課題に「自分で考えて、やってみる」を重視して実験を行いました。水中でウミホタルが光る動画をヒントに乾燥ウミホタルと水を試験管に入れる生徒、洗剤と混ぜる生徒、光ったウミホタルをみて「酵素かな…?」と原理を考える生徒など、それぞれが試行錯誤しながら、青い光を出すことができました。多くのヒントを用意していましたが、生徒が想像よりも早く、光らせるところまでたどりつくことができていて驚きました。
連携授業に取り組んでみて
今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、オンラインでの座談会や少人数での実験を行いましたが、伝えたいことは十分伝えられたと感じています。この経験から「大学は楽しそうだな」「生命科学は魅力的だな」「実験をやりたいな」と、生徒の心に少しでも変化があれば嬉しいです。
また、来年度以降も実施の予定です。三鷹中等教育学校に加え、他校からも声をかけて頂いていますので、私の学校でやりたい、自分も参加したいという方は生物工学研究室の若狭または教職課程研究室に連絡してください!お待ちしています。
(文責:生命科学研究科 修士課程1年 若狭 由布子)
本件に関するお問い合わせ
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