学外者対象イベント 【来場型】生命科学への誘い(実験)|教員対象
イベント概要
実験内容
- テーマ
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試験管のなかで細胞核を創る
- 概要
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細胞核は、遺伝情報の収納・維持・発言に必要な真核生物特有の細胞小器官です。細胞が分裂・増殖する際には、細胞核内の染色体DNAの複製が起こり、遺伝情報がほぼ正確に倍加されます。
アフリカツメガエルの未受精卵は、ホルモン刺激により容易に排卵させることができ、卵のサイズが大きく、数も多いため、生化学的な解析に適しています。また、全ての未受精卵の細胞周期は減数第二分裂中期で停止しており、カルシウム刺激により同調的に間期へ移行することから、細胞周期特異的な活性を持つ画分の調整が可能です。これらの特徴は、未受精卵がもつ研究材料として有利な点です。
本実習では、アフリカツメガエルの未受精卵から遠心分離により細胞質画分を膜画分を含む抽出液を作製し、精子核DNAを加えることで疑似的な細胞核を試験管内で再構成します。蛍光標識したヌクレオチドや、DNA、核膜を染色する蛍光色素などを用いて、細胞核で起きるDNA複製の様子を観察します。
申込み受付
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※先着10名程度。満員になり次第、予告なく締め切らせていただきます。
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※申込期限は2025年7月14日(月)17:00までとします。
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※電話、メールによる受付は行いません。
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その他
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諸事情により変更する場合があります。開催の詳細はホームページからご確認ください。
過去の開催情報
- 2024年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2023年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2022年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2021年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2020年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
- 2019年度【教員対象】生命科学への誘いが行われます
- 2018年度【教員対象】 生命科学への誘いが行われます
本件に関するお問い合わせ
- 東京薬科大学 生命科学事務課
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