学外者対象イベント 2021年度 生命科学への誘い(実験)|教員対象
イベント概要
実験内容
- テーマ
- 藻類におけるストレス応答 -油脂の蓄積
- 概要
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ストレス応答は、生命を維持する上で必須の生理過程です。例えば、光合成を行う藻類は、栄養欠乏ストレス下、エネルギー源や炭素源となる油脂を蓄積します。これにより藻類は、細胞内のエネルギーレベルを適度に維持することで、有毒な活性酸素の発生を抑制し、同時に、将来、そのストレスから解放された際、蓄積した油脂の異化を通して、生育を再開します。一方、藻類の油脂を原料とするバイオ燃料は、光合成により再生可能であり、またカーボンニュートラルでもあるため、近年、注目されています。本実習では、油脂蓄積能に優れた、緑藻クロレラを用いて、その細胞内での蓄積の様子を蛍光顕微鏡観察し、また細胞から油脂を単離します。本実習を通して、生物のストレス応答、その産業利用に関する知識をより深めていただき、授業に役立てていただければと思います。
申込み受付
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※先着12名程度。満員になり次第締め切らせていただきます。
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※申込期限は2021年7月26日(月)とします。
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※電話による受付は行いません。
個人情報の取り扱いについて
お申し込みの際にお知らせいただいた住所・氏名その他の個人情報は体験実習の際の保険加入(大学で加入)、大学からのお知らせ(イベント案内・資料の送付・メールマガジン等) や、個人を特定しない集計処理に利用いたします。また、個人情報を本人の承諾なしに、第三者(発送代行業務委託先を除く)に提供することはいたしません。
その他
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新型コロナウイルスの感染状況により中止する場合があります。開催の詳細はホームページからご確認ください。
- 本プログラムの一部は、JST「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」採択事業「TAMAリケジョ育成プログラム」の一環として実施いたします。
過去の開催情報
本件に関するお問い合わせ
- 東京薬科大学 生命科学事務課
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- TEL:042-676-8763(8:45~17:00 月~金、祝日は除く)
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