臨床薬学研究センター

質の高い臨床研究(試験)を実施することで薬物療法の開発および適正化を図ります

概要

当センターは臨床薬学研究を推進し、薬物療法の開発および適性化を通じて医療の進歩に貢献することを目的としています。センターには5つの特色を持つユニットを設置し以下のタスクを担います。

・臨床研究:臨床研究・試験の実施、臨床研究(疫学研究)の実施支援と教育、学内外の研究コンサルテーション
・橋渡し研究:臨床と基礎のマッチング
・臨床倫理:倫理コンサルテーション
・先端薬学教育:シミュレーション教育、薬剤師勉強会、臨床教育など
・レギュラトリーサイエンス:規制科学・社会薬学研究の実施、コンサルテーション

各ユニットには専門領域の研究者が在籍し、また学内横断的な相互の支援が可能となることで、共同研究の活性化に寄与することが期待されます。

センター長からのメッセージ

長年医療機関に在籍していた自身の経験からも、質の高い臨床研究のニーズは近年高まっていることは事実であり、当センターが学内に設立できたことは大変喜ばしいことと思います。本学では連携医療機関をはじめとした多くの病院や薬局との連携が可能であり、多様な薬学研究・教育の実現、および支援を広く展開できる環境が整いました。将来、医療現場で薬物治療を大きく変えるような意義ある研究を中心となって実施できる薬剤師の輩出にも注力したいと考えます。今後も引き続き本学のみならず地域の臨床研究のレベルアップを目指し精進して参りたいと存じます。

薬学部 臨床薬理学教室 鈴木 賢一 教授

3places_suzuki.JPG

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 教学IR研究推進課