大学紹介 第87回 薬剤師勉強会

【第87回薬剤師勉強会 終了いたしました】

演題/要旨/概要

開催日時
2022年 11月13日(日)12:30~16:00
(11:00受付開始、11:30開場)

薬剤師業務の本質を探る

【第1部】12:30~14:00

患者を知ることから始まる 処方箋解析の実例

要旨:薬剤師は、処方箋やカルテから患者さんの病態や医師の処方意図を推測し、服薬指導することで、患者のアドヒアランスやコンプライアンスを高めるなど、医療の提供者として活躍しています。特に、薬局薬剤師が応需する処方箋には、医療機関や患者さんの一般的な情報と、処方薬に関する情報しか載っておらず、目の前の患者さんの病態が今どのようになっているのかについては経験と知識から推定する必要があります。特に多剤処方になると、処方解析を行うのが非常に困難になります。この難解な処方箋を理解し、医師に対して処方提案するために薬剤師は、日々努力していく必要が有ります。ここで大切なのは、処方薬だけではなく、患者さんの検査値や生活習慣、生活状況を理解しなければ正しい処方解析はできません。本講では、各情報を開示するに従って、処方解析の結果が異なることを体感していただき、「患者を知る」ことの重要性についてお示ししたいと思います。

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【第2部】14:20~15:50

薬剤、患者情報から考える 処方提案の実例

要旨:近年、薬剤師による薬剤の選択や投与量、投与期間の変更など、患者への薬物治療における処方提案を活発に行っている報告が増えています。さらに大事な点として、薬剤師が提案した処方提案の採択率が非常に高いことです。施設によっては8割から9割というところも多く、このことは「チーム医療」の一員として薬剤師が医師など他のスタッフと協働し、医療を支えていることを裏づけていると言えます。一昔前までは、処方提案の多くは副作用の発現や併用禁忌などによる疑義照会に頼ることが多かったですが、近年ではトレーシングレポートやプレアボイドなど、より早い段階で患者の不利益を予測し、未然に防ぐ活動に進化してきています。また、主成分が同じ医薬品でも製剤上の違いによる、危険性や薬効、使用感が異なることが有ります。本講では、薬剤の特徴や患者の状態により処方内容が変更になる実例を示し、実務における処方提案のヒントをお示ししたいと思います。

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※認定単位に関する注意事項
  • 単位(2単位)を認定できるのは、第1部・第2部ともに出席いただいた方のみとなります。どちらか一方へのご出席等の場合、単位を交付できませんので十分ご注意ください。
  • 薬剤師研修認定電子システム(PECS)に未登録の方(QRコードをお持ちでない方)は、研修単位を交付できませんのでご注意ください。詳しくはこちら別ウィンドウで開きます
演者
薬学実務実習教育センター 堀 祐輔 教授
場所
東京薬科大学 教育3号館3401講義室
(座席総数560席)
定員

先着180名

受講料

1,000円/1日

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●受講料入金方法について
 本勉強会 受講料の入金方法については、以下の1~2いずれかの方法にてお支払いください。

1.【当日 受付時、現金でのお支払い】
  ・11月13日(日)当日受付時、現金にてお支払いください。
   お支払い確認後、領収書(無記名)をお渡しいたします。
   受講料 : 1,000円

  ※注意:現金のみのお取り扱いとなります。電子マネー、クレジットカード等はご使用になれません。
      お釣りの無いようにご用意いただけますよう、お願い申し上げます。


2.【銀行振込でのお支払い】
 以下の期間にて、指定の口座にお振込みください。

 ・お振込期間:2022年10月31日(月)~11月11日(金)12:00まで
 ・お振込先 :銀行名  みずほ銀行 八王子支店
        口座番号 普通 8024858
        口座名  学校法人 東京薬科大学
 ・受講料  :1,000円

 ※注意:お振込みの際は、参加登録いただいたお名前にてご入金ください。
     お振込手数料は各自でご負担ください。
     お振込みの場合、銀行・ATMで発行される「ご利用明細書」「振込票」を領収書に代えさせていただきます。
     お振込期間は必ずお守りください。期間外でのご入金は、本学で確認できない場合があります。
     複数回分まとめてのご入金はご遠慮くださいますようお願い致します。
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※日本薬剤師研修センター認定講習会(2単位)

タイムスケジュール

11:00~12:30
教育2号館G階ロビー

受付 身分証明書をご提示ください。

※11:00~11:30に受付を済ませた方は、3F 3303・3304講義室でお待ちください。

12:20
3401講義室

挨拶・事務連絡

12:30~14:00
3401講義室

薬剤師勉強会【第1部】
演題:患者を知ることから始まる 処方箋解析の実例

14:00~14:20

休憩

14:20~15:50
3401講義室

薬剤師勉強会【第2部】
演題:薬剤、患者情報から考える 処方提案の実例

15:50~16:00

質疑応答、終了

※2022年度より、研修単位はQRコードによる各自電子管理となりました。開始前および終了後、各自QRコード読取装置により読取をお願い致します。

注意事項

  1. 当日は検温の実施、手指消毒液の設置、換気、間隔を空けての着席など、COVID-19感染拡大防止対策を徹底します。
  2. 発熱時は参加をご遠慮いただきます。また、受講される場合は必ず不織布マスクの着用をお願い致します。発熱時や体調がすぐれない場合は参加をご遠慮ください。
  3. お越しの際は、できるだけ公共交通機関をご利用ください。車でお越しの方は大学前のコインパーキング(タイムズ東京薬科大学前)をご利用ください。
  4. JR中央線「豊田駅」からのスクールバスは、休日のため運行しません。京王線「平山城址公園駅」または京王相模原線「京王堀之内駅」からの路線バスをご利用ください。 
  5. 会場受付には、正門(南門)から案内板に従いお進みください。
  6. 昼食の準備はありません。また、食堂・売店は営業しておりません。講演開始前に限り、3303・3304講義室を開放しておりますのでご利用ください。ゴミはお持ち帰りください。

①受講申し込みは、ネット申し込みのみとなります

申し込み方法は本ホームページ(インターネット)からのみとさせていただきます。なお、席に限りがありますので、キャンセルのないようお願いいたします。また、COVID-19感染拡大の状況によっては、本講演を中止する場合がございます。あらかじめご承知おきください。

②会場は、東京薬科大学 教育3号館3401講義室となります

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本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 学務部 教学IR研究推進課 地域連携・史料館担当