まず自分で考え、壁を乗り越える姿勢で、グローバルな仕事に臨んでいます。
研究室で鍛えられた力が、新しい部門の仕事に生きています。
製薬会社のMRを志望していた私でしたが、縁あって採用された現在の“グローバルインフォメーションテクノロジー”部門で、国内外のITシステムの統一を図るプロジェクトなどを担当しています。職場ではコミュニケーションの8割方が英語で、もともと英語力を仕事に生かしたいと思っていましたので、夢が一つ叶ったと感じています。また、社内でも新しい部門であり、業務進行のルールやフローが固まっていない部分も多く、私のような新人も自ら考えて意見を出せば、それが反映されるので、その点でもやりがいがあります。この職種は大学で学んだ内容とは離れていますが、自分で考え、解決する仕事の中に、在学中に研究室で鍛えられた経験が役立っています。というのも、大学院では「味覚応答メカニズム解明のための、新たな実験法の確立」という、あまり前例のないテーマを研究し、何度も壁にぶつかりました。そんな時にも指導教官は簡単には教えてくれない。とにかく自分で考え、やれるまでやって、それでもダメなら手を差しのべてくれる。そんな経験を積み、粘り強く考える忍耐力がついたと感謝しています。これからの仕事でも、積極的な姿勢を大切にしながら企業人として存在感を高めていきたいです。