ニュース&トピックス 生命科学部 生命エネルギー工学研究室 渡邉教授が日本科学未来館入居プロジェクトでイベントを実施しました

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2024.05.23

研究者と観る! 微生物の世界 ~「サステイナブルバイオテクノロジープロジェクト」の研究を体験しよう!

本学生命科学部の生命エネルギー工学研究室の渡邉一哉教授は日本科学未来館(東京・お台場)の研究エリア入居プロジェクトに、2021年度から採択されています。

本プロジェクトでは全国の中学・高校生が参加してスーパー発電菌を探索する市民参画型研究や研究現場に一般の方々をご案内しその雰囲気を味わっていただく研究室訪問を、日本科学未来館および本学学生サイエンスコミュニケーター(以下、学生SC)、渡邉研究室メンバーが協力して実施しています。

今年度の最初のイベントを5月18日(土)に日本科学未来館で開催しました。毎年好評の顕微鏡を使った観察と、発電菌探索を実施している研究室の見学を行いました。一般来場者向けに10組を定員として2回実施され、小学生とその保護者、中学生や高校生、大人の方々も参加してくださいました。

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顕微鏡を使って本学薬用植物園から提供された藻類、動物性および植物性プランクトンが多く含まれるサンプル、さらに水再生センターから供与された活性汚泥を観察しました。
参加者には、顕微鏡で見つけた微生物をスケッチし、その微生物について本やPC、スマートフォンで調べてもらいました。小学生や中学生はもちろん、保護者の方々も楽しみながら取り組んでいました。
また、渡邉一哉教授、高妻篤史助教の講義では、微生物の中には発電したりものづくりできたりする仲間がいることが紹介され、みなさん興味津々で受講されていました。

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その後の研究室訪問では、日本各地から提供された泥電池を運転し性能の良い電池から微生物を単離してさらに詳しい解析を進めていることや、実際に発電菌単離のために活用している培養プレートについて、教員と学生SCが詳しく解説しました。子供から大人まで積極的に参加してくれ、「どのくらいの量の発電ができるのか」「将来はどのくらいまで発電できるようになるのか」「発電菌はどこにたくさんいるのか」等、たくさんの質問が挙がりました。

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このイベントは日本科学未来館でも人気のコンテンツになっており、今後も日本科学未来館と本学の学生SC、教職員が協業し、SDGsに資する研究の大切さ、面白さを伝えていきます。

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 教学IR研究推進課