ニュース&トピックス 第9回医薬工3大学包括連携推進シンポジウムが開催されました

  • 研究活動

2022.12.07

11月20日に本学にて第9回医薬工3大学包括連携推進シンポジウムが開催されました。

医薬工3大学とは、本学と東京医科大学、工学院大学の3大学であり、医薬工連携プロジェクトとして各大学の特長を活かして、医学、薬学および工学の連携による広範な教育・研究を共同で進めていく事業です。本シンポジウムもその一環であり、今年で9回目の開催となります。

当シンポジウムが開催されるのは、新型コロナウイルス感染症の影響により、2019年以来3年ぶりの開催となりました。会場校は3大学の持ち回りとなっており、今回は本学が会場として感染予防対策を徹底した上で対面での実施となりました。

hiratsuka.JPG東京薬科大学 平塚 明 学長

 

ito.JPG工学院大学 伊藤 慎一郎 学長

 

hayashi.JPG東京医科大学 林 由起子 学長

 

 シンポジウムでは、まず特別講演としてそれぞれの大学から先端研究に関する講演が実施されました。

①東京薬科大学 薬学部 三島 正規 教授

「光遺伝学ツール開発に資する光センサータンパク質の分子基盤」

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②工学院大学 先進工学部 坂本 哲夫 教授

「高分解能質量顕微鏡の開発と単一細胞分析・がんの悪性度評価への応用」

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③東京医科大学 細胞生理学分野 横山 詩子 主任教授

「機械工学とバイオの融合による成長する人工血管の開発」

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 その後、学生会館にて各大学の学部生、大学院生、教員によるポスターセッションが行われました。3年ぶりの開催ということで、43演題もの展示があり、会場は熱気に包まれ、閉会後も意見交換を続ける参加者も多くみられました。

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【世話人代表:井上英史(東京薬科大学 副学長)のコメント】

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三年ぶりのシンポジウムとなりましたが、領域を超えての連携推進の意義と今後への期待をあらためて強く感じた一日となりました。シンポジウムの準備・運営に尽力くださいました各大学事務局の皆様、そして活発な研究発表と意見交換で会場を盛り上げてくださいましたすべての皆様にお礼申し上げます。

 

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 教学IR研究推進課