
食品表示の適正化を通し、広く人々の食の安全を守る。
食品衛生監視員として、都内に流通する食品の表示が適正であるか監視指導をしています。指導の対象は加工食品を製造するメーカー、生鮮食品の産地表示を行う必要のある小売店などです。複雑な法律や膨大な事例を勉強するのは大変ですが、新しいことを覚えることが楽しく、広く消費者の食の安全を守ることに直結する仕事は、大きなやりがいがあります。
高校生の頃、医学や薬学、生命の活動に興味がありました。生命科学を幅広く学べて、1年次から様々な分野の実習をできることに魅力を感じて、東京薬科大学に入学しました。研究室では遺伝子の研究をしていましたが、先生方が優しく熱心で、自分が興味を持ったことに打ち込める環境がありました。
食品衛生監視の仕事は、様々な部署と関わり仕事内容は多岐にわたります。今後、大学で学んだことを活かしながら、幅広い仕事を経験していきたいと思います。
