ニュース&トピックス オンラインで海外特別研修を実施しました|グローバルキャリアプログラム

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2021.10.06

8月9日(月)~20日(金)の10日間にわたり、生命科学部が提携するカリフォルニア大学アーバイン校(University of California Irvine:以下、UCI)でのオンライン海外特別研修プログラムを実施しました。例年であれば、グローバルキャリアプログラムのコア科目である「English and Life Science in the USA」を履修した学生が、渡米して現地での海外特別研修に臨んでいます。しかし今年度はコロナ禍ということもあり、Zoomを使用したオンラインによる研修プログラムとなりました。今年度のオンラインプログラムはあいにく単位認定されませんが、“学生の学びを止めない”ことを第一に考え、意欲溢れる希望者に対してプログラムを実施しました。

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スピーキングとリスニングの授業はもちろんのこと、UCI教員による生命科学分野のレクチャーやUCI内のバーチャル施設見学など、東京薬科大学のためにカスタマイズされたプログラムで、オンラインではあるものの、臨場感溢れる研修が展開されました。

海外留学の経験が無い学生が大半を占めており、また慣れないオンラインでの英語コミュニケーションに四苦八苦する学生もいました。しかし、10日間英語漬けの日々を過ごす中で次第に慣れ始め、UCIの学部生とのConversation Partner Meetingでも積極的に会話したり、自身の言葉でプレゼンできるように成長していった姿が印象的でした。

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新型コロナウィルス感染症拡大により世界中の学生の海外留学機会が失われてきましたが、本学はオンラインを活用し学生の学びの機会の確保に努めて参りました。今後も新型コロナウィルス感染症の状況を注視しつつ、海外渡航とオンライン、双方のメリットを生かした新しい海外留学・国際交流の形を模索して参ります。

参加した学生のコメント
分子生命科学科 3年 勝間 蒼衣
このオンライン海外特別研修を通じて最も実感したことは、積極的であると得られるものが大きいということです。English classではとにかく多くの質問をすることを心掛けました。先生からは「Nice question!」とレスポンスを受けることがあり、その積み重ねで少しずつ自信が生まれました。また、Conversation Partner meetingではとにかく自身の英語力をぶつけようと思い、細かなミスを気にせずどんどん話すようにしました。それによって、相手も質問の答え+αで話してくれ、英語でも言葉のキャッチボールをうまく行うことができました。コロナ禍で渡航はできませんでしたが、カリフォルニアの様子などをたくさん話してくれたり、とても楽しく交流ができました。

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プログラム概要

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グローバルキャリアプログラム|生命科学部
科学に地球規模と多様性の視点を加える
グローバル化が進み、国内外を問わずに活躍する人が育つことが望まれます。そのために必要なことは、語学力だけでなく文化の多様性やそれぞれの地域の特質を理解しておくことです。このプログラムでは、地球規模で広い視野をと多様性に対応することのできる素養を育てます。
目指す学修成果
異文化コミュニケーション力/多様な社会への適応力/コラボレーション力/イノベーションを起こす創造力
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グローバルキャリアプログラム

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 生命科学事務課