ニュース&トピックス 平成30年度 実務実習合同報告会が開催されました

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2019.03.25

2019年3月15日(金)に、平成30年度病院・薬局実務実習合同報告会を開催いたしました。

薬学部5年次生は、22週間(病院11週、薬局11週)の臨床実務実習が必修です。本学では、姉妹校の大学病院をはじめ、東京、神奈川、埼玉エリアを中心とした多くの病院および薬局と連携して、実務実習を行っています。今年度は、実習で学んだことを発表する場を拡大し、昨年までの4倍近い約150名の実習生が発表を行いました。

報告者は、実習施設の指導薬剤師やコーディネーター(本学の担当教員)からアドバイスを受け、実習施設や実習スケジュールの紹介にはじまり、病院実習では持参薬管理、ベットサイドでの服薬指導、症例検討・処方解析、チーム医療における薬剤師の役割などが紹介されました。また、薬局実習では実際に患者さんのご自宅を訪問し服薬指導した事例、地域包括ケアのなかでの薬局の在り方、これからの薬局薬剤師に求められる職能、そして学校薬剤師の業務経験など、一歩踏み込んだ内容の発表が行われました。

実習施設の先生方も多数ご来校くださり、貴重なご意見やご感想を頂戴いたしました。

今回の報告会全体を通して、「目指すべき薬剤師」になるための課題を実習生一人ひとりが確認できたことと期待されます。関係各位に感謝いたします。