ニュース&トピックス キッズ・ラボ2018を開催しました

10月13日（土）、在学生が企画・運営する「キッズ・ラボ」（小学校高学年・中学生対象）を開催しました。

今年で12回目の開催となる「キッズ・ラボ」は毎年参加される小学生も多く、人気のイベントとなっています。
今回は「身近な科学を体験しよう！」と題し、「食べ物の栄養素を調べよう」、「ケミカルライト」そして「光るスライム」の3つの実験を行いました。参加者は、白衣・保護眼鏡・手袋を身に付け、真剣な表情で実験に取り組みました。

最初の「食べ物の栄養素を調べよう！」では、学生スタッフによる栄養素とその役割についての分かりやすい説明の後、うがい薬（ヨウ素）を使用した実験が始まりました。食物中のデンプンやビタミンCは、うがい薬を加えると色の変化によりその栄養素の有無が分かりました。

2番目は「ケミカルライト」についての実験でした。折ると光る「ケミカルライト」はお祭りなどでよく見かける、子供達にとっては身近なライトです。試薬をよく混ぜることにより、フラスコ内の液体は暗い講義室で青白く光り、あちらこちらから「わあ！」という歓声が上がりました。「ケミカルライト」の原理についての説明を受け、2つ目の実験は終了しました。

最後の実験は「光るスライム」です。まずはスライムの材料を混ぜ合わせ、「光る魔法の物質＝蛍光物質」を加えます。再度講義室を暗くし、今度はブラックライトを当てるとスライムは緑色に強く光りました。今度は「おー！」という驚きの声が上がり、先程の光る実験に続き、2つ目の光る実験も楽しんでいる様子でした。

いずれの実験も開始前には、学生スタッフによる器具の使用や試薬を正確に計量する方法についての説明があり、安心して実験を行うことができました。身近なものを題材とした実験は、科学に興味を持っていただける内容となりました。

実験後に行ったアンケートでは、参加者からは「来年も光る実験をしたい」、「今回参加して、科学について知りたくなった」などの感想があり、保護者からは「学校では出来ない実験を学生スタッフのサポートで体験できた」、「今後も継続して開催して欲しい」などの声が寄せられました。

来年度の開催につきましては、改めてホームページ等で広報いたします。