ニュース&トピックス 本学が都立科学技術高等学校主催の都科技SSH事業の「STEAM企画」に協力しました
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2025.03.28
2025年3月23日(日)に本学を会場として、東京都立科学技術高等学校(以下、科学技術高等学校という。)におけるSSH(スーパーサイエンスハイスクール)事業「STEAM企画」が実施されました。当日は、本学のオープンキャンパス「春の東薬体験」も同時開催され、数多くの高校生・受験生等が来校していました。
当該SSH事業は、科学技術高等学校の主催により実施され、本学と工学院大学が協力しました。全国の高等学校の生徒を対象に募集され、18名の生徒が参加しました。今回の企画は、薬用植物(本学)と建築学(工学院大学)の視点から植物園の魅力を探る講義(聞く)と薬用植物園の見学(見る)を融合した内容で実施されました。
※「STEAM」とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。芸術・リベラルアーツ(Arts)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念です。知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。
講演(聞く)
「聞く」では、本学の三巻祥浩学長(薬学部漢方資源応用学教室教授)と工学院大学建築学部まちづくり学科の平山由佳理准教授が講師を担当しました。三巻学長による薬用植物に関する講義では、生薬(天然の薬用植物等を加工して医薬品としたもの)に関する基礎知識と現状、現物に触れながら代表的な生薬を紹介されました。
平山先生は、「建築学から見た植物園の話」をテーマに、都市における植物園の重要性(都市の冷却機能など)、建築学から見た日本や世界の植物園の紹介、植物の役割等をお話しいただきました。
見学(見る)
「見る」では、本学植物資源教育研究センター長の三宅克典先生による「薬用植物園見ごろマップ」を参考にしながら、参加者各自が、今が盛りの草花や、名前は聞いたことがあるが普段見られない珍しい植物まで、園内や温室を自由に散策しました。実物を見て、匂いを嗅ぐことを通して、研究室の外での研究、フィールドワークの重要性を学びました。
本件に関するお問い合わせ
- 東京薬科大学 学務部 教学IR研究推進課(地域連携・史料館担当)
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