ニュース&トピックス 第11回医薬工3大学包括連携推進シンポジウムが開催されました

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2025.10.02

2025年9月20日(土)に東京医科大学新宿キャンパスにて第11回医薬工3大学包括連携推進シンポジウムが開催されました。医薬工3大学とは、本学と東京医科大学、工学院大学の3大学であり、医薬工連携プロジェクトとして各大学の特長を活かして、医学、薬学および工学の連携による広範な教育・研究を共同で進めていく事業です。本シンポジウムもその一環であり、今年で11回目の開催となります。
会場校は3校が持ち回りで担当しており、本年度は東京医科大学新宿キャンパスでの開催となりました。

シンポジウムでは、東京医科大学 宮澤啓介学長、本学 山田純司副学長、工学院大学 今村保忠学長の順に開会あいさつが行われ、続いて各校の代表研究者3名が講演を行いました。演題は以下の通りです。講演では分野の異なる各大学の研究者から積極的な質疑応答が行われました。

演題 液滴からみるALS 研究
発表者 金蔵孝介(東京医科大学 大学院医学研究科 機能系専攻主任・医学部 薬理学分野 主任教授)
座長 黒田雅彦(東京医科大学 大学院医学研究科 医学専攻主任・医学部 分子病理学分野主任教授)
演題 胎児期における化学物質の曝露評価 ~胎児肝臓を中心として~
発表者 山折大(東京薬科大学 学長補佐・薬学部 薬物代謝分子毒性学教室 教授)
座長 袴田秀樹(東京薬科大学 薬学部長)
演題 人工膝関節の力学機能 -膝関節のバイオメカニクス-
発表者 桐山善守(工学院大学 学長補佐(大学院担当)工学部機械システム工学科 教授)
座長 小林元康(工学院大学 学長補佐(研究担当)・先進工学部 応用化学科 教授)

講演会の後はポスターセッションが行われ、東京医科大学27演題、東京薬科大学11演題、工学院大学14演題、計52演題の発表が行われました。医薬工、それぞれの分野の研究者、大学院生が積極的に意見交換をする姿が印象的でした。

次回、2026年度の開催は本学が幹事校となり実施される予定です。引き続き研究者の交流や、新たな共同研究の機会の場として、実りあるシンポジウムを実施したいと思います。

3daiSymposium2025_001.jpg特別講演を行う山折教授

3daiSymposium2025_002.jpgポスターセッションの様子

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 教学IR研究推進課