相原 里依子

生命科学部 生命医科学科 1年(取材当時)

N高等学校 出身

生命科学の学びを生かして新しいビジネスを創出したい。

スタートアップ企業から“起業”のノウハウ学ぶ。

私は現在、生命科学部のアントレプレナー養成プログラムを履修し、アントレプレナー養成講座(Founders Program)を受講しています。この講座では、実際にスタートアップなど第一線で働かれている方や、本学卒業生の方から起業におけるビジネスモデルの作成を学ぶものです。自分の課題に取り組むにあたっては、自身のビジネスプランに類似している事業に既に取り組まれている起業家の方にアポを取り、実際にお話を聞く機会を頂くこともできました。このプログラムを通して企画立案・実行力など、自ら行動を起こすことの重要性を学ぶことができました。

sub2-entrepreneur.jpgアントレプレナー養成講座の様子

「起業ってどうやるの?」そんな疑問からプログラムにチャレンジ。

 元々、「起業しよう!」という確固たる思い、将来起業したいという希望を持っていた訳ではありませんでした。起業に関して知識もありませんでしたが、アントレプレナー養成プログラムの情報を見かけ、「資金は?」「人材は?」「ビジネスモデルは?」「そもそも起業って何をするの?」と疑問が湧き、まずはチャレンジしてみようと思い履修を決めました。将来、起業するかどうか分かりませんが、日々学んでいる生命科学の知識や技術を、社会でどのように活用していくか考える機会になると思います。実際に講座を履修してみると、今までぼんやりと考えていた“起業”というものが、より具体的に見えてきました。具体的に、どんな方が何を考えてどんな事業に取り組まれているかを見聞き出来たのが大きかったと感じます。

患者さんに寄り添ったビジネスを。失敗から学び、自身の成長に。

アントレプレナー養成講座(Founders Program)で、実際にビジネスプランを考えるという課題に取り組み、私は自分の経験から「患者さん目線の、病気の情報まとめサイト」を考案しました。今後は更にブラッシュアップして、実際にこのサイトを立ち上げられたらと考えています。このプログラムを通じて“ランニングリーン”という考え方を知りました。完璧に決めてから動き出すのではなく、“とにかく試して、失敗して修正しながら形を作っていく”という考え方です。私は頭で考えすぎるきらいがあるので、とにかく“やってみる”ということを大切にしたいです。成功するにしろ失敗するにしろ間違いなく自分の糧になると思うので、常にアンテナを高く保ち、何事にも積極的にチャレンジしたいと思います。

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アントレプレナー養成プログラム|生命科学部
サイエンスから新たな価値やビジネスを創出する
生命科学はさまざまな領域に浸透しており、生命科学を背景に新たな価値を生み出す人が望まれます。このプログラムではさまざまな領域でイノベーション(技術革新や新機軸)を生み、新たなビジネスを起こす人材を養成するために、サイエンス・ビジネスへの関心・意欲と必要な基礎力を育てます。
目指す学修成果
プレゼンテーション能力/チームビルディング/企画立案・実行力/課題発見・解決力
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アントレプレナー養成プログラム