ニュース&トピックス コロナ禍の今こそ論文を読み、ディスカッションの強化を|学びを止めない。教員の取り組み

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2020.06.01

伊藤 昭博 教授|生命科学部 分子生命科学科

【担当授業】
生物学|1年必修科目
分子細胞生物学II|2年必修科目
代謝生化学I|2年必修科目

【所属研究室】
細胞情報科学研究室

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オンライン授業期間に取り組んでいる教育活動

毎週金曜日の午前に、Zoomを用いてオンライン研究室セミナーをしています。普段の研究室セミナーでは、研究の進捗状況の発表と英語論文の紹介の両方をしていますが、現在、研究室で実験をすることができないので、英語論文の紹介を中心にしています。通信量を主に配慮して、発表者以外は顔を写さないでOKにしていますが、顔が写らないと、真面目に聞いているのか、さらにはその場にいるのかどうか分かりません。そこで、学生をランダムに指名し、質問してもらうようにしています。そのため、普段の研究室セミナーより集中して聞いているのではないかと思います。研究室にまだ1回も来れていない4年生にも当てていますが、全員質問していて、嬉しく思っています。学生は嫌がるかもしれませんが、オンラインで無くなっても、この制度をこのまま取り入れようかなと思っています。

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オンライン授業期間中のスケジュール

 

8:30~9:30 メールチェック
9:30~11:30 オンライン研究室セミナー(Zoom)
11:30~12:00 研究室スタッフと打ち合わせ(Zoom)
12:00~13:00 休憩
13:00~15:00

オンライン授業の準備

15:00~17:00 外部機関の共同研究者と研究打合せ(Zoom)
17:00~19:00 研究資料等の作成、メールチェック

在学生へメッセージ

普段は実験が忙しく、なかなか自分の研究テーマに関する論文等を読んで勉強する時間が取れないと思いますが、今は十分な時間があると思いますので、是非この機会に勉強して、知識を増やしてください。また、この機会を利用して、自分自身の研究テーマについて深く考え、今後どのように研究を進めていけば良いか考えてください。その過程で、質問等が出てきたら遠慮なく指導教員に聞けば良いです。是非この機会をチャンスと捉え、自分自身の研究テーマと深く、真剣に向き合ってみてください。

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東京薬科大学 広報課