ニュース&トピックス BUTTOBE主催 第1回学内研究発表会を開催しました
- 研究活動
2023.11.29
2023年11月21日(火)に「東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクトBUTTOBE※」の学生が主催した「第1回学内研究発表会」が、本学学生会館2階で開催されました。
今回の発表会は、BUTTOBE3期目で薬学研究科博士課程4年生の杉山滉基さんが主体となって、他のBUTTOBE生とともに7月から企画し、準備を進めてきたものです。当日は、薬学部・薬学研究科・生命科学研究科の約40名の学生がポスター発表を行い、両学部の学生・大学院生、そして三巻学長をはじめ教職員が150名以上も会場を訪れました。BUTTOBEの目指す”BEyond the borders”のように、学部や研究室を超えて学生同士、学生と教職員間で積極的にディスカッションが行われ、会場全体が熱気に包まれました。発表者も来場者も充実した時間を過ごすことができたようです。
第1回学内研究発表会の様子
研究について説明する発表者
質問を受ける発表者
両学部の先生方も熱心に参加
〇発表者(学生)の感想
「初めて人前で発表しましたが、来場者の方にたくさん質問していただき、自分の研究に手ごたえを感じました」「他の研究室の先生や学生に自分の研究データを見てもらいながら説明することが普段ないので、貴重な経験になりました。自分では考えもしなかった意見を頂いたので、次に行う実験で試してみようと思います。今から実験がとても楽しみです」
「人前で話すことが苦手なのですが、12月に学会があるので、経験を積むために参加しました。自分の研究を知らない人にわかりやすく説明する難しさを感じました。質問されたことで、“そういう見方もあるのか”という気づきがあり、研究へのモチベーションが上がりました」
「私たちは、BUTTOBEのプログラムを通して国際学会への参加をはじめ様々な経験をさせていただきました。その恩返しの意味も込めて『BUTTOBE生として東薬の研究を牽引したい』という思いから、後輩たちにも研究の面白さを経験してほしくて、今回の発表会を企画しました。研究の合間を縫っての準備は大変でしたが、予想以上に多くの学生や先生方に来場していただき、嬉しく思います。わからないこと、気になることを聞き合い、とても活発な意見交換ができたのではないでしょうか。今回の企画に協力してもらったBUTTOBE生の仲間にも感謝を伝えたいです。今日の発表会を契機に、東薬の研究がますます盛り上がるよう願うとともに、第2回開催に向けて継続的に取り組んでいきたいと考えています」
※「東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクトBUTTOBE」(Beef Up Toyaku talents TO go BEyond the borders)
既存の常識や枠組みにとらわれず、声高く理念を掲げ、能力と技術と人脈により障害となり得るあらゆる境界を越えてその志を形にしていく、「次世代の志士」の育成プロジェクトです。かつてない変革期を迎えている日本の医療社会の現状において、学術・創薬・医療の各方位からその変革を力強く導き、持続可能なあり方へと発展させていく人財が求められています。必要なコンピテンシーを育み、日本を取り巻く医療の難局を打破して革新を成し得る、文字通り『ぶっとんだ人財』を社会に輩出することを目指します。 2021年度から始まった本プロジェクトは、現在3期目を迎え、博士課程の学生18名(薬学研究科14名、生命科学研究科4名)が未来の医療を担う研究に取り組んでいます。
未来医療創造人育成プロジェクト『BUTTOBE』ホームページ
本プロジェクトに関するお問い合わせ先
- 東京薬科大学 未来医療創造人育成プロジェクト「BUTTOBE」事務局
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- 042-676-5349(8:45~17:00 月~金、祝日は除く)
- bu-office-ml@toyaku.ac.jp
- 〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1