ニュース&トピックス 城北埼玉中学・高等学校 の生徒が大学訪問プログラムに参加しました|高大接続教育

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2023.11.29

2023年11月14日(火)に、高大連携事業の一環として、城北埼玉中学・高等学校の生徒17名が本学に来校しました。
本学と城北埼玉中学・高等学校とは2023年6月に高大連携協定を締結しており、連携事業の一環として今回の大学訪問プログラムが実施されました。

プログラムは、キャンパス見学からスタート。本学の薬用植物園、教育5号館(薬学実務実習教育センター)、研究4号館を見学しました。その後、研究4号館1階実習室にて、3人1組となり、【泥電池実習「泥で発電してみよう!」】を体験しました。城北埼玉中学・高等学校の生徒の皆さんへ、生命科学部生命エネルギー工学研究室の渡邉一哉先生を中心に、研究室に所属する学生達が指導を行いました。

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実習では、泥電池の発電方法を学び、『川底』『森』『林』の異なる3か所から採取された泥を用いて、いずれの場所の泥が最も発電されるか(発電菌が多く存在しているか)を計測しました。

今回の実習を通して、城北埼玉中学・高等学校の生徒の皆さんも、普段体験することのできない実験や研究の面白さに魅了された様子でした。

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プログラムに参加した生徒の感想(抜粋)

  • 「発電する微生物がいることを知ることができました。先生方のおかげで貴重な体験をすることができました。ありがとうございます。」
  • 「泥電池の実験も仕組みもとても面白くて、興味が湧きました。」
  • 「普段研究していることを見させていただく中で生命科学に興味を持つことが出来、今回参加して本当よかったと感じました。」

実習指導 大学院生 猪鼻将睦さん(城北埼玉中学・高等学校出身)のコメント

「母校の後輩たちを指導するということで少々緊張しましたが、全員が熱心に耳を傾け、黙々と泥電池を作っていたので、指導する側としても嬉しく思いました。身近な泥を用いて本当に発電できるのか、またなぜ発電するのかといった科学の面白さや奥深さを感じてもらえたのではないかと思います。

 後輩たちには、ぜひとも自主的かつ積極的な姿勢で物事に取り組み、多様な経験を積んでもらいたいと思います。そして理系文系の枠にとらわれず、幅広い視野を持ってそれぞれの将来を切り拓いていって欲しいと思います。」

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本学では、今後も高大連携プロジェクトを通して、幅広い学問領域に触れる機会を中学・高校生に提供し、薬学・生命科学分野の魅力を伝えてまいります。

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 総務部 広報課