大学紹介 東京薬科大学附属薬局
学校法人東京薬科大学 理事長
東京薬科大学附属薬局 開設者
楠 文代
はじめに
東京薬科大学附属薬局(以下、附属薬局)は、2014(平成26)年6月に東海大学医学部付属八王子病院に隣接して開設されました。当初から数年間にわたり(学)東京薬科大学(以下、本学)からの委任を受けた(一財)東京薬科大学附属社会医療研究所が管理・運営を担い、また同研究所からの委任の下、(株)望星薬局が調剤業務を行ってきました。こうした経緯を経てこのたび、2020(令和2年)年6月1日から本学が開設者として、また同年7月1日から同研究所を介さずに望星薬局との直接の委任契約に基づき、改めてスタートし直すことになりました。附属薬局の業務運営に本学が直接携わることで、本学における薬学教育の充実と、地域に根差した薬局としてより一層の社会貢献を推進します。さらに、附属薬局設立の本来の目的である「薬学生ならびに実務家教員に対する実務実習および研修の充実」を促進し、教育・研究のさらなる発展を目指します。
附属薬局薬剤師の特性を活かす
附属薬局の薬剤師は、本学の薬学教育カリキュラムにおける1年次 『早期臨床体験』 や5年次 『2.5ヵ月薬局実務実習』 をはじめとする医療実務薬学教育に深く関わることになります。また、八王子という地域性および社会性を勘案し、東海大学医学部付属八王子病院との連携はもとより、中核薬局の一員として防災や住民の健康管理を目的とした各種イベント活動に取り組みます。さらに、地域の行政や薬剤師会が執り行う事業等に積極的に参画していきます。そして、本学と連動して地域連携・社会貢献に努めます。
理想の薬剤師を目指す研鑽の場として
薬剤師は、薬剤師法や医療法等の法令遵守のために継続的な研修が欠かせません。また、薬剤師としての職能向上あるいは業務改善を目指し、自らの専門性を高め、先導的な調剤関連業務の実践能力を修得するよう努めることが求められます。わが国では少子超高齢社会を背景とした地域包括ケアシステム構築を目指し、薬局における健康サポート機能の充実が謳われており、また、がん治療や在宅医療等に対応した専門医療機関連携薬局や地域連携薬局の設置が図られています。こうした取り組みに応えるためにも薬局薬剤師は、学会等に所属して情報収集したり意見交換するなど、常に自ら研鑽を積むことが不可欠です。附属薬局では薬剤師の生涯研修活動を積極的に支援します。さらに、薬剤師と本学教員との活発な交流を促し、附属薬局内への研究室設置を視野に入れた研究環境の整備を進めていきます。
施設の外観・内観
施設情報
- 所在地
- 〒192-0034 東京都八王子市大谷町178番地11
- 施設概要
- 1階 調剤薬局(調剤室、薬剤室、OTC相談コーナー、待合室など)
2階 無菌室、製剤室、セミナー室、会議室など
3階 実習室、研究室、図書・資料室など
地下1階 災害備蓄倉庫など - 電話
- TEL: 042-645-4193 FAX: 042-645-9339
- 営業時間
- 月曜日~金曜日 8:30~21:00
- 土・日曜日、祝日 8:30~16:30
- 定休日
- 年中無休
- 交通手段
- JR中央線・横浜線八王子駅/京王線京王八王子駅
東海大学八王子病院行きバス 東海大学八王子病院バス停 徒歩1分 - 駐車場
- 無料専用駐車場(3台)/最寄りに有料駐車場あり
- クレジット・電子マネー利用
- 可
特記
- 医療情報取得加算について(2024年6月1日以降適用)
- 東京薬科大学附属薬局では診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努め、医療情報取得加算を算定しています。処方箋調剤をご希望の際には、正確な情報を取得・活用するため、マイナ保険証の利用にご協力をお願いいたします。なお、マイナ保険証を利用することで自己負担が軽減されることがあります。
- 連携強化加算について(2024年6月1日以降適用)
- 東京薬科大学附属薬局は、他の保険薬局、保険医療機関及び都道府県等との連携により、災害又は新興感染症の発生等の非常時に必要な体制を整え、連携強化加算を算定しています。災害又は新興感染症の発生等において対応可能な体制を確保していることについて、当薬局のホームページの他、薬局所在地の行政機関、薬剤師会ホームページ等でもご案内しています。
- 長期収載品の選定療養について(2024年10月1日以降適用)
-
東京薬科大学附属薬局では、長期収載品といわれる後発医薬品のある先発医薬品での調剤を希望される場合、後発医薬品との差額の一部を選定療養費として、患者様に自己負担していただきます。
- 重要事項の掲示(2024年6月1日以降適用)