インターンシップ

インターンシップに参加することでより深く業界・職種を知ることができるのはもちろんのこと、自分自身を知るきっかけにもなります。なお、本学では両学部3年生以上を対象とした単位評価の制度もあります。ぜひ積極的に参加しましょう。

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インターンシップの形式

学内認定インターンシップ
受入機関が本学学生を指定して募集するものです。プログラムは主に夏季休暇中に実施され、応募や選考はすべてキャリアセンターを通じて行われます。
公募制インターンシップ
就職支援サイトや企業ホームページ等から自分で情報収集し応募するものです。プログラムは年間を通じて行われますが、夏に実施されるプログラムのほうが就業体験期間が長い傾向にあります。応募や選考については受入機関ごとに実施されます。
※単位認定を希望する場合
単位認定を希望する場合は、キャリアセンターに事前申請を行ったうえで指定の学内行事への参加と体験日誌や報告書の提出が必須となります。

学内認定インターンシップ

実施期間
  • 夏休み期間中(8月1日~8月31日)
  • 説明会、事前教育会、報告会を含め30時間以上
対象

薬学部3・4・5年生、生命科学部3年生、大学院修士1年生

単位

学部生は単位取得可(薬学部:自由科目1単位  生命科学部:選択総合科目1単位)

スケジュール
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協力企業(2024年度)

17社(業種 … 製薬、CRO、化学、食品、医療機器、検査、環境、広告、医薬品卸、薬局)

参加学生数(2024年度)

41名

インターンシップ体験談

生産管理体制の厳しさを体感

インターン先
H.U. グループホールディングス株式会社
体験職種
生産技術職
学部・学年・氏名
薬学部・5年・松田 泰人(学年は寄稿当時)
出身高校
神奈川県立西湘高等学校出身
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臨床検査薬の製造を行っているH.U. グループホールディングス株式会社の生産技術職のインターンシップに5日間参加し、各部門や工場見学を通じて、製品の生産過程を学びました。特に印象的であったことは、検査機器を使って検査薬の性能試験や品質試験を体験したことです。そこでは、「QMS(Quality - Management - System)」と呼ばれる安全管理のマニュフェストを遵守して、誰が見ても業務できるような手順書の作成や文書管理を行っておりました。
生産技術職の業務体験を通じ、厳しい管理体制のもと臨床検査薬等の製品が生産されていることを学びました。それは、製造した製品をユーザーに安心・安全に利用してもらうためであり、また会社の信用性を社会に示すことにも繋がると感じました。
このインターンシップで高い品質基準を持つ企業で働くことのやりがいを実感でき、今後のキャリア選択の際に役立てていきたいです。

納得のいく製品を生み出すための創意工夫と粘り強さに感銘

インターン先
三田飲料株式会社
体験職種
総合職
学部・学年・氏名
生命科学部・3年・海本 みちる(学年は寄稿当時)
出身高校
私立昭和女子大学附属昭和高等学校出身
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私は、清涼飲料水などを開発、販売している三田飲料株式会社の総合職のインターンシップに2 日間参加致しました。まず、自社製品のサンプルを用いてオリジナルドリンクの作製に取り組み、私は液状の『塩ずんだ』に少量のレモンを加えたものを牛乳で割る「『塩ずんだ』まろやかドリンク」を考案致しました。限られた条件や時間の中で新しい味を作り出すことの難しさを痛感致しました。生産ラインの見学では、納得のいく製品を生み出すまで創意工夫を続ける粘り強さと、社員同士が密にコミュニケーションを図ることで、製品の効率的かつ柔軟な生産展開が可能となることを実感致しました。
今回の就業体験は、私の新たな強みを得る機会となり、今後の就職活動や卒業後の社会人生活において活かしていきたいと思います。

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 キャリアセンター