インターンシップ

インターンシップに参加することでより深く業界・職種を知ることができるのはもちろんのこと、自分自身を知るきっかけにもなります。なお、本学では両学部3年生以上を対象とした単位評価の制度もあります。ぜひ積極的に参加しましょう。

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インターンシップの形式

学内認定インターンシップ
受入機関が本学学生を指定して募集するものです。プログラムは主に夏季休暇中に実施され、応募や選考はすべてキャリアセンターを通じて行われます。
公募制(単位認定)インターンシップ
就職支援サイトや企業ホームページ等から自分で情報収集し応募するものです。プログラムは年間を通じて行われますが、夏に実施されるプログラムのほうが就業体験期間が長い傾向にあります。応募や選考については受入機関ごとに実施されます。
※単位認定を希望する場合
単位認定を希望する場合は、キャリアセンターに事前申請を行ったうえで指定の学内行事への参加と体験日誌や報告書の提出が必須となります。

学内認定インターンシップ

実施期間
  • 夏休み(8月)の期間2日以上 ※7・9月実施も一部あり
  • 説明会、事前教育会、報告会を含め30時間以上
対象

薬学部3・4・5年生、生命科学部3年生、大学院修士1年生

単位

学部生は単位取得可(薬学部:自由科目1単位  生命科学部:選択総合科目1単位)

スケジュール
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協力企業(2022年度)

22社(業種 … 製薬、CRO、化学、医療機器、検査、環境、広告、医薬品卸、薬局)

参加学生数(2022年度)

26名

インターンシップ体験談

科学的な視点から医療の進歩を支える

インターン先
独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)
体験職種
技術系専門職
学部・学年・氏名
薬学部・5年・杉田 英謙(学年は寄稿当時)
出身高校
私立工学院大学付属高等学校出身
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私は今回、医薬品等の承認審査などを行っているPMDA技術系専門職のインターンシップに参加しました。新型コロナウイルス流行に伴い、オンラインでのインターンシップでしたが、グループディスカッション等のワークが充実しており、実際の機構での業務の理解を深めることができて有意義なものでした。具体的には、後発医薬品の審査業務と相談業務の模擬体験を参加者6名のグループで行いました。このワークでは、どのような薬物動態パラメーターに着目し、どのような追加試験を製薬企業に求め、そしてどう説得するかまで、事細かく話し合い結論を導き出しました。これにより、PMDAの方々が持つ科学的視点や製薬企業との接し方等を学び、実際にワークを行ったからこそ得られる具体的な業務イメージを持つことができました。更に、限られた時間内で散らばった意見を統合していく中で様々な反省点が見え、本質的に就活において必要となる能力が顕わになりました。

世界と薬をつなぐ架け橋になる

インターン先
株式会社嵯峨野
体験職種
マーケティング/学術企画職
学部・学年・氏名
生命科学部・3年・遠藤 久美香(学年は寄稿当時)
出身高校
国立お茶の水女子大学附属高等学校出身
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私は医療医薬品のプロモーションを行っている株式会社嵯峨野にて3日間のインターンシップに参加させて頂きました。マーケティング/学術企画職の業務体験ということで、誤嚥性肺炎について紙媒体やSNSを使ったプロモーションを提案する形式でした。この体験を通して、広告業界の重要な要素の一つにターゲットや掲載媒体の選定があると思いました。誰に何を伝えたいのかをより効果的に伝えるためは、その疾患や医薬品の知識や背景を十分に理解した上で選ぶ必要があります。それには大学で学ぶ生命科学や薬学の知識が土台となり、さらに社会人になってからも学び続ける姿勢が魅力的なツールの提供につながると感じました。またインターンシップの中で社員の方々や学生と議論を重ね、最終的に1日目では想像できなかったほど充実した提案になりました。このように社内やクライアントとのコミュニケーションの重要性も身を持って知ることができました。

本件に関するお問い合わせ

東京薬科大学 キャリアセンター