ニュース&トピックス 2025 JST SPRINGリトリート(東京薬科大学・岐阜薬科大学・藤田医科大学)を開催しました

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2025.12.09

2025年11月20日(木)から21日(金)に、長良川温泉石金(岐阜市)にて、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)に採択されている大学間連携を目的に、東京薬科大学・岐阜薬科大学・藤田医科大学の3大学によるリトリートを開催しました。本学から博士課程学生10名と教職員6名の計16名、岐阜薬科大学から22名、藤田医科大学から24名が参加し、合計62名となりました。本年度は、「異分野融合」をキーワードに、合宿形式で様々なプログラムを実施しました。
初日は、各大学の学生代表者のプレゼンテーション、スモールグループディスカッション(SGD)を実施しました。
各大学の学生代表者のプレゼンテーションでは、本学からは、大平京典さん(薬学研究科・薬品化学教室)、遠藤瑞季さん(生命科学研究科・環境応用植物学研究室)、大木聖矢さん(薬学研究科・創薬基盤科学教室)、山口泰暉さん(薬学研究科・薬物送達学教室)が「2045年-未来の私」をテーマに発表しました。
SGDでは、3大学の学生が入り混じり、テーマに沿って討論しました。討論は夕食後も遅くまで活発に続いていました。
2日目には、SGDで討論した内容をグループごとに発表しました。発表後の質疑応答では、所定時間が足りなくなるほど活発に意見交換がなされました。

各大学の学生代表者のプレゼンテーション、SGD以外にも2日間を通じて多くの相互交流ができ、「異分野融合」を通じてぶっとぶきっかけとなった会でした。
研究だけではなく、様々な国籍の学生が参加したことにより、語学・文化という点でも異分野融合できる機会となりました。学生のみならず、教員・事務局も交流を深めることができ、参加者全員が有意義な会でした。
次年度以降も3大学での交流・親睦・連携を深めていきたいと思います。

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※「東京薬科大学 未来医療・共生社会創造人育成プロジェクトBUTTOBE-NEXT」(Beef Up Toyaku Talents to gO BEyond the borders for NEXT era leaders)

かつてない変革期を迎えている日本社会の現状において、学術・創薬・医療・地球共生・スタートアップの各方位からその変革を力強く導き、持続可能なあり方へと発展させていく人財が今まさに望まれています。そこで本プロジェクトでは、上記ビジョンを掲げ、これを成すために必要なコンピテンシーを育むことにより、未来における地球視野の課題に対し、次なる境界を越えて挑む人財を社会に輩出することを目指します。 2021年度に国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に採択されてスタートした本プロジェクトは、現在5期目を迎え、博士課程の学生27名(薬学研究科21名、生命科学研究科6名)が未来の医療を担う研究に取り組んでいます。

本プロジェクトに関するお問い合わせ先

東京薬科大学 未来医療・創造人育成プロジェクト「BUTTOBE-NEXT」事務局
  • 042-676-5349(8:45~17:00 月~金、祝日は除く)
  • bu-office-ml@toyaku.ac.jp
  • 〒192-0392 東京都八王子市堀之内1432-1