荒井 ひかる

サントリーウエルネス株式会社

東京都立国立高等学校 出身
薬学部 医療薬学科 卒業

健康食品開発で、多くの方の健康づくりをサポート。

毎日の食事を通じて、皆さんの健康をサポートします。

大学在学中、医薬品の重要性や価値を学ぶ一方で、副作用や使用条件などの厳しい面についても学ぶことで、病気になる前の段階から、食事など日々の生活を通して人々の健康を支えることに興味を持つようになり、この仕事を志しました。私たちの仕事は日々の生活の中から、みなさんの健康をサポートする仕事です。健康食品開発は、まず素材(成分)選びから。次に、粉状にするのか、カプセルにするのか、何で包むのかなど、素材の性質に合わせた剤型を決めます。それを試作室で少量で作れるかを実験してから、工場で大量に同じように作れるかを確かめます。最後に、法律に沿っているかを確認して市場に出すところまでが私たちの仕事です。

やりがいは、お客様からの声。

この仕事は、お客様からお手紙をいただくことがよくあります。「飲んで元気になったよ!」というメッセージだったり、お客様からの声がやりがいですね。便箋3枚びっしり書いてくださる方もいるんですよ。そういうときに、弊社の食品をよろこんでくれている方の存在を実感し、モチベーションにつながります。

薬学部での学びは食品開発にいかされています。

食品開発をめざすうえで重要なことは、まず学部選びです。私は薬学部での学びが、今とても役立っています。大学の実習で使った機材が弊社の試作室にあったりしますし、製剤や法律の知識も本当に学んでおいてよかったと感じています。将来の夢は、おいしさと機能性、両方を兼ね備えた健康食品を開発すること。「おいしさ」という付加価値を提供できる食品ならでは強みを活かして、多くの人の健康への意欲を増進し、健康な生活の実現をお手伝いできる商品を届けていきたいと考えています。

高校生の皆さんへ。部活も遊びも自分の糧になる。

私は部活を続けてきたおかげで、自信と強みをもって就職活動に臨むことができました。勉強はもちろん、部活も遊びも、いろんな経験をすることが自分の糧になると思いますよ!