ニュース&トピックス 薬学研究科 大学院生 2名が日本薬学会第142年会で学生優秀発表賞(口頭発表の部)を受賞

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2022.04.28

本学学生が以下の賞を受賞したことをお知らせいたします。

受賞者:金子 寛 (臨床微生物学教室 博士課程3年)

受賞名:学生優秀発表賞(口頭発表の部)
受賞先:日本薬学会 第142年会
演題名:本邦におけるPVL陽性かつTSST-1陽性の新規MRSAクローン流行の前兆
受賞者からのコメント:この度は、このような栄えある賞をいただき、大変光栄に存じます。この場をお借りして、本研究成果を発表するにあたり、ご指導ご鞭撻をいただいた中南秀将教授をはじめとする臨床微生物学教室の皆様に、心より感謝申し上げます。

受賞者:小泉 珠理 (臨床微生物学教室 博士課程4年)
受賞名:学生優秀発表賞(口頭発表の部)
受賞先:日本薬学会 第142年会
演題名:ざ瘡患者におけるCutibacterium属菌の薬剤耐性と多剤耐性プラスミドの伝播
受賞者からのコメント:この度は、日本薬学会第142年会で優秀発表賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。
ざ瘡(ニキビ)治療には、増悪因子であるアクネ菌(Cutibacterium acnes)を標的として抗菌薬が使用され、アクネ菌の薬剤耐性化が世界で問題となっています。本研究では、ざ瘡患者から得られたアクネ菌やアクネ菌と同属の皮膚細菌であるC. avidumやC. granulosumの薬剤耐性や、薬剤耐性因子について研究を行いました。多剤耐性プラスミドが皮膚上で伝播することを証明し、皮膚細菌のさらなる薬剤耐性化が進行する恐れがあることを明らかにしました。
本研究の遂行にあたり、ご指導ご鞭撻を賜りました中南秀将教授、中瀬恵亮講師をはじめとする臨床微生物学教室の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。

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東京薬科大学 教学IR研究推進課